プレイボーイではございませんよ。JBといえばジャズべース、STといえばストラトキャスター、LPといえばレスポール、MMといえばミュージックマン、TLといえばテレキャスター、JMといえばジャズマスター、MGといえばムスタング(そうかな?)、PBといえばもちろんプレべ(プレシジョン・ベース)のことでございます。
MM指つりアクシデントのネコパンチ!で、さすがにオールドMMの実用性に疑問を感じた僕は、仕事場近くにある中古楽器店に行き、まえまえから目をつけていた日本の工房製のPBをまよわず購入しました。
SadowskyのJBも試奏したのですが、これはマジで異様に弾きやすいんですよ、ええ、これホント。ヴィンテージモデルはかつてのSadowskyのようにひたすらギラギラドンシャリなわけではなく、中域がしっかり前に出てくる(ような気がする)音になっております。
しかし、JBというのはあまりにもロックでないような疑念がぬぐい去れず、やはり香ばしさと太さを求めてPBにした次第であります。
もちろんPBですから基本的には弾きにくいのでありますが、そこは日本の工房製(ここのPBは珍しい)、PBとしてはわりと弾きやすいコンディションになっております。音はよどみなく香ばしいPBのそれでイイね!
で、これは新品のときは20万円ぐらいだったと推測するのですが、中古の価格提示は11万円でした。しかし、MAMの僕がその値段で買うわけがございません。売り手としてはこのように長期に在庫していた(少なくとも半年前から展示されていた)商品を現金化したくないわけがないのですね。僕の持てる経営学的知識を総動員して論理的に説得した結果、わりと値引きしていただきました。ありがとうございました。