ミュージックマン・スティングレイは強く弾けば弾くほど太くて香ばしいイイ音が出るものなのですが、いかんせん弾きにくいのですね。とくに僕のはオールドなので、どうもひきにくくて仕方がない。ストレートなロックのリフを弾く分にはまだいいのですが、細かい音が連続するフレーズはベースをジャズベに持ち替えて演奏しようかな・・・、で、どうせだったら思いっきり弾きやすい現代ベース(Sadowskyとか)を買ってしまおうかな・・・、などという邪悪な考えがアタマをよぎりました。


結論:俺が悪かった・・・!間違っていた・・・!


先日のリハスタで3時間、チョー強いアタックで弾きまくったところ、弦が当たる右手の人差し指と中指にひさびさに本格的なマメができました。痛くて数日間はベースを弾けなかったのですが、マメが固まったころあいを見計らって弾いてみますと、あらあら不思議、早くて細かくて複雑なパッセージも、ミュージックマンですんなり弾けるじゃないの!


指先が固くなったので、強くアタックしても弦に負けず、指の弦離れがよくなった結果、そういう効果があったのですね、ええ。音質もずっと固く、ラテンのリズムのフレーズを弾いてもロックっぽくなりました。



これがそれ


やはりロックは根性が大切だというお話でございます。