いつもはわりとこじんまりとした感じでやっている「次元の見えない・・・」のセミナー・シリーズ@アカデミーヒルズですが、今回は拡張特別版!とうことで、一橋大学大学院国際企業戦略研究科で教えている仲間をお招きして、ジャム・セッション (パネルディスカッション)をいたしました。


2ヶ月ほど前に、この面子で日経ホールでジャムる機会があったのですが、それがとても面白かったので、またやってみようという話になり、本日のセッションとなりました。


内容は完全に出たとこ勝負、成り行き任せに明け暮れるのがジャムセッションの醍醐味でありまして、この日も事前の打ち合わせは一切なしでステージに立ちました。佐山展生さん(M&A)、安田隆二さん(企業戦略)、石倉洋子さん(競争戦略)という選りすぐりの凄腕プレイヤーに僕(イノベーションというかその辺)の4ピースでジャムるのですが、さすがにキーだけは決めておかないと始まらないので、Cに設定してスタート。リズムはシャッフルの8ビートであります。




はじめは僕から大まかなテーマとしてCmaj9thというやや変則的なコード(次元の見えない・・・の話)で16小節ほどやりまして、それを受けて佐山さんから順に軽く一巡ソロ回が終わりますと、あとはインタープレイの応酬。それぞれの持ち味、得意技が炸裂するうちに、30分後ぐらいにはかなり強烈なグルーヴが出てまいりましたよ、ええ。


終始キーはCで突き進んでいきましたが、途中で安田さんがしばしばC6th、C11th, C13th(B)といった複雑なコードを繰り出し、これがイイ感じのフックになりまして、気持ちのイイ展開に。佐山さんが突然ラテンのリズムにスイッチしてC7で飛び出すと、石倉さんがシンコペーションの効いたハネ気味のCmaj7できれいに絡み、後半はオーディエンスとのコール&プレイもイイね!のうちに最後のソロ回しはCメジャーの連発でめでたく終了。





やっているわれわれは大変に楽しかったのですが、お集まりいただいた皆さんにも楽しんでいただけていたら幸いでございます。