Web2.0とかいうネコパンチ!な言葉が世の中を横溢している不愉快な今日この頃ではありますが、確実に便利になったことが本の調達(あと、銀行の振込み。もうひとつ強いてあげるとすれば、地図の検索。どうしてももうひとつ挙げよ!と咽喉元に匕首を突きつけられたら、ブログ)。とにかくアマゾンは便利で合理的。以前、アマゾン・ジャパンの経営をなさっているジャスパー・チャンちゃんと対談の仕事をさせていただいたことがありますが、ジャスパー氏はアマゾンの芸風をそのまま生き写したようなクールで合理的でロジカルな方でしたね、ええ。
アマゾンに行いってピラニアにかみ殺されそうになったというのは遠い昔の出来事でありまして、いまはアマゾンに行けば新刊も古本も、おまけにS10の「ハーマイオニーの杖」とかいう意味不明なグッズもスカッとかえる時代になりました。僕はただでさえ系統的に本を読むほうなので、急速に関心を強めている荒木経惟と森村泰昌にエルヴィスもちりばめて、遅ればせながら芸術の秋を満喫する計画を実行に移したのですが、気がつくと3日間で22冊も本を買っている自分に気がつきました。
初対面の人からよく「ケンさんは体育会系ですね。何の運動をしているのですか?」と聞かれることがしばしばでありまして、ま、ガタイからしてそういう印象ですし、テニスをちゃらちゃらと、筋トレをガシガシと、運動を習慣的にすることはするのですが、根は紛れもなく文科系であります。アウトドアよりインドア(で読書)、海よりプール(サイドの長椅子で読書)、山より自宅(でイノセン)なタイプです、紛れもなく。
だって、あなた、仕事が学者ですよ。勉強が仕事、考えごとが仕事、って、マジで暗い生活ですよね。オドロキでドンビキ!であります。ですから、僕の場合、その反動で限界ギリギリまで大胸筋を育成したくなるわけです(先月あたりから限界を突破しました。もはや大胸筋2.0状態で、気持ち悪いぐらいに成長しています。文科系の人間としてはかなり上位にきますね、間違いなく。受験勉強でいえば文系コースなのに算数がかなり得意、というのに近い状態)。なにも好き好んでボディを鍛えているわけではないんですよ。いや、ホントはスキなんですけどね。少なくともキライじゃない。
ま、いずれにせよ、見た目は体育会系ですが、内面は文科系でありまして、歩くのもキライであります。走ったのは、もう何年も前のことになります(テニス中は除く)。平成になってから17年間で走った回数はたぶん片手でたりるんじゃないかな・・・。とりあえず、今年はもう走る予定はありません。
たぶん、ジジイになったら足腰からやられるタイプでしょうね。ィヤバイ!ということはわかっているのですが、さ、それはそれとして、読書でもいたしましょう。シュークリームもまだひとつ残っているし・・・・。イイね!