僕の教えている大学院では、年に一回オークションというイベントがあります。これが何かというと、教師や学生が何らかの「経験」を提供し、それを学生のオークションにかけて、発生した収益をチャリティーに寄付するというものでありまして、今年もいろいろな人がいろいろな経験を寄付していました。


僕が寄付したのは「僕と一緒に六本木で食事をしてからカラオケにいく」という経験でありまして、オークションの場では、久々にジャンプスーツのコスチュームをとりだしてエルヴィスを気持ちよく熱唱させていただきました。すると、3人の学生が12000円で落札してくださいまして、計36000円の富を獲得することに成功いたしました。イイね!


われわれの大学院には、かの偉大な経済学者、制度的補完性その他の概念で高名な青木昌彦氏もいらっしゃるのですが、青木先生からも「キミはイイ声してるね・・・」とお褒めの言葉をいただきました。ま、研究ではなく、エルヴィスで褒められるというのも、考えてみればちょっとあれなのですが。