音楽が好きだけど、学校の音楽は好きじゃなかったし、歌を歌う事も嫌いだった。

楽器を弾くことにも興味がなかったし、作詞する事に興味もなかった。

 

これが本音。

 

でもいつしかそんな事をする事が大好きになっていった。

 

今は「音楽として」好きになれた部分があるけど、

昔は「音楽として」という部分ではなく「スタイル」が好きなだけだったわけである。

 

極端にいえばPUNKがインテリな雰囲気の音楽だったら多分惹かれはしなかっただろう。

カウンターカルチャーとう雰囲気、精神半端じゃなくカッコ良かった。

 

今はどうだか知らないが俺たちがライブをしている頃はPUNKというくくりで対バンが決まっていてそこにはハードコアもいたしメロディックもいたしサイコもいたように記憶している。でもその状況下にいたものの甲乙はついていてハードコアが一番不良っぽくてメロディックがなよっちいポジションだった。

多分俺よりも少し上の世代はそうでもなかったと思うが、俺たちはそんな感じだった。

末期の世代なのかも知れない。

 

実際、ミクスチャーというオーバークロスされた音楽が流行った2000年代。

そこにもいたからハードコアとメロディックもいたし、日本語パンクもいた。

だけどNYパンクとは一緒にいなかったから、その頃ははっきりいって俺たちはニュージェネレーションだったんだど思う。

 

そうやってライブを重ねて行くにつれ他ジャンルとは程遠くなった記憶がある。

メロディックはメロディック。

みたいな流れ。

初期に感じていた不良っぽっさってその頃のメロディックには全くなくて高学歴な大学生の流行り音楽みたいな感じのバンドが多かった。

当時その状況が嫌いだった。かといってハードコアな状況に身を置いてもそこまで相手にされるわけではなかった。

態度はそんな感じにふるまってたんだけどw

そういうジャンルとスタンスの違いに20代の頃悩んだ記憶がある。

 

そういう感情から音楽をジャンルで聞くのを止めてリリックで聞くようにしたら自分の中でのアリか無しかが明確に分かれて行った。

 

何が言いたいかわからないけど、そんな感じ。

 

音楽としてではなくスタイルってやはり大事で。

そんなバンドを続けて行きたいと思っている。

 

自分がいるけど、現在STOP中でございます。