パイプ喫煙では着火してから盛り上がってくる葉を抑えるために、タンパーという道具を使う。
私は過去から現在までタンパーではなく、ダンパーだと思っていた。
YouTube動画をいろいろ眺めているとダンパーではなくタンパーと言っている。
過去にパイプ喫煙をしていた頃にはインターネットが無かったので一度間違えて覚えてしまうと、他人に注意されるまで間違いをそのまま継続して使用してしまうと言う事がある。
道路工事でアスファルトを押し固める時に使う道具をタンパーと言う。
煙草の葉を押し付けるのでタン
パー。
ダンパーと言うと車のショックアブソーバーの事だとウィキペディアに書いてあった。
まぁそんな事はどうでもよろしい。
そのタンパーなる道具をシガーョップで物色してみたが装飾過多の製品が多く、また以外と軽い。
それはそれで良いのだろうが、シンプルな物が欲しかったので自作することにした。
素材は丁度仕事場に直径10ミリの鉄棒が転がっていたので、それを使う事にした。凡そ30センチの長さ。
これをバイトにセットしてグラインダーで削り出す。
削り出して形をテーパーに整えたら、シリコンバフで鏡面仕上げにする。
吸い終わった灰を掻き出すために先細のほうを平たく整形。
磨き終わったら頭の部分を残してカットする。
全長11センチ、直径は10ミリ、重量3グラム。
少しサイズを長めにとったので持ちやすい。吸い終わった灰を掻き出すのも良好である。
更に特筆すべきは3グラムの重量である。煙草の葉つめるときの3グラムの重さが心地よい。
この快感は軽いタンパーでは味わえない。