ぷっくりお袖スモック出来上がりました
着画も一応載せておきます
デニムスカートを合わせるとこんな感じ
リボンはリネン100% 身頃は綿麻です
このシワ感とか糸の不揃い感が味を出してくれますね
さてさて
よく教室で生徒さんから
「教室で作るとすごくキレイに作れるんですよね~」と言われます
言い換えれば
家で作るとそうでもないって事ですね
たぶん生徒さん自身もその理由は分っています
それは「自分の中の適当」が出てきちゃうから~
じゃぁなぜ適当が出てきちゃうの?
ホームソーイングの工程は
①デザインを決める(スタート!)
②生地を決める
③裁断して合印を付ける
④縫製する
⑤完成(ゴール!)
多くの人は⑤にいち早く辿り着きたいという気持ちが強いから焦るんですよね
ゴールが遠いと焦りません?(私だけ?)
焦るっていうのは「アワワワ~」ってのじゃなく
じっくり丁寧にやるべき作業を
雑にしちゃったり、すっ飛ばすこと
例えば
10㎡の敷地の雑草を抜くのと
1㎡の敷地の雑草を抜くのとでは気持ちや作業が変わりません?
どっちも同じだけキレイにしなくちゃいけないのは分ってる
でも1㎡だったら小さ~い雑草まで抜くけど
10㎡の方は目立つ草だけざっと抜く感じになりません?
ゴールが遠いと知らず知らずのうちに急いじゃうんです
洋服作りでいうと
・裁断が雑(型紙通りに切れていない)
・合印の位置が適当
・縫製で失敗しても強行突破(見ないフリ~)
・アイロンが適当。そもそも工程自体をすっ飛ばしてる
あ~昔の私のダメ出しコーナーですか?
こうなってしまうと、やはり出来上りはそれなりです
もちろんホームソーイングの作る楽しさ、出来上がる喜びを感じられたら
それで満足という方はそれでOK
でも、もっと上手くなりたい!キレイに仕上げたい!と思ったら
「脱・焦り」を目指しましょう
では実際どうしたら良いのか?
良くないと分っているけどやめられない事ってよくありますよね
そういった時はそうならない環境にする事が大事
私がやっている方法は
「その日のゴールを短く設定する」
出来る所までやろう!と思っていると
どうしても出来上りのゴールを意識してしまうので
「今日は裁断&印付まで」と決めると
すんごい丁寧に裁断ができます
もちろん縫製でも同じ
まずはゴールを区切って必然的に丁寧になる環境を作ると良いですよ~
適当が出てきちゃう人~
ぜひお試しあれ