モフ用のドライブボックスを買いましたチュー
 
底はトイレシートをボタンで留められる仕様ですが、
そんなのひと暴れしたらクッチャクチャだし、
モフはシートを噛む癖があるので使えない・・・
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なのでボックスカバーを作りました 
カバーがあるとお洗濯もすぐにできちゃうので便利なんです
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今回はかわいいとかオシャレとか一切ムシして
昔買った練習用の生地で作りましたてへぺろ
結構生地がいるんだな~コレ
 
 
折り返してある部分の生地の端を3つ折りして(2回折って)
ミシンで縫って、そこにゴムを通してあります。
ゴムは入れなくてもできますがゴムを通すことによって
キュッと口がしまってくれるので安定する・・・と思います
 
・・でその三つ折りの部分の表側
ひたすら一周ぐるっとステッチしていきます
 

その裏側

実はこれ 表から縫ったんです

むふっラブラブ表から縫っても意外と裏もキレイでしょ
 
まぁ裏から縫えば簡単なんですが敢えて表から縫ってます
実は教室でも皆さんに表から縫っていただいてるんです
 
なぜ故わざわざ難しくするのか??
 
理由その①
ミシンの縫い目
 
犬服はニット生地を使いうことが多いのですが、
ニット生地を縫う際、直線ミシンの上糸をレジロンという伸縮性のある糸、
下糸はさらに高伸のウーリーという糸を使っています

写真上がウーリー、下がレジロンです

 

ウーリー糸はあまりなじみがないかもしれませんが、
一本の糸というよりは毛糸のような風合いで

 

生地の伸びにフィットしたソフトな縫い目となります
 
また高伸のウーリーは直線ミシンの下糸もしくはロックミシンの振糸に使用が限定されています
 
・・・ということは 裏と表が違う縫い目なんですよね
写真上がウーリーで縫った縫い目、下がレジロンです
 
縫い目が綺麗なのはレジロン上差し
となると表となる方はレジロンでウーリーは裏。必然的に表から縫わないといけなくなるわけです
 
理由その②
 
裏から縫うとどうしても ステッチを落とさないように軌道修正しちゃうでしょ滝汗
それをやっちゃうと、裏は落ちてないけど表がグニャグニャってことがよくあるんですよあせる
どちらかといえば表の縫い目の方が大切ですからね
 
こんな理由から教室では表から縫っても裏も綺麗な縫い方をお伝えしています
 
最初はみなさん え~っあせるって言っても実際やると綺麗に仕上がるので喜ばれます
 
 
今回は布帛生地でミシン糸も上下普通のスパン糸だったので、
裏からでも良かったのですが
これも練習上差しと敢えてやってみました
結果一度も落とすことなく綺麗に縫えましたクラッカー
 
 
さてこの力作ボックスカバーですが、車酔いの酷いモフに出発5分足らずで瞬殺されました・・・えーん
 
 
犬服教室 Cocha★9 コチャナイン 愛知県