少し前に買ったふらっとろっくの機能のひとつにカバーステッチがあります
カバーステッチとは既製服にあるような、裏をロックでかがりながら表は2本の縫い目となる縫い方です
ロックミシンの場合、先に端をロックミシンでかがり、その後裾を折り返して直線ミシンで本縫いをする場合が多いですが
ふらっとろっくの場合これが一発でできちゃうんです
とっても便利なのですが糸の調節や使い方にコツがいるのと、通常の教室では使わないし
新しいミシンを使い始めるのって時間と気力がいるので
買ったはいいけど、ずーーーっと放置してたんです
でも先週友人から
スポーツTシャツの裾脇にスリットを入れられる?と相談を受けました
マジ??既製品のお洋服にスリットなんて入れたことないわ
しかもカバーステッチの裾じゃん
出来なかったらいいよ~と言ってくれてるから断る事も出来たけど これは成長スイッチを押されたと思って引き受けました
・・・で頑張ってスリット入れましたよ~
ふらっとろっくもちゃんと使いました
ちょっと縫い目が綺麗じゃないけど・・・ はじめてにしちゃ上出来か(自画自賛)
苦手な事、やったことのないこと、無理かもしれないことを頼まれた時
私はいつもこれを成長スイッチを押されたと思ってとりあえず(とりあえずね)引き受けます
犬服のオーダーもそうです
私がお引き受けしているオーダーは何の制約もありません
生地、デザインなどなど皆さんのご要望をとりあえずすべてお聞きします
(もちろん不可能なものはお断りしていますが・・)
なので作ったことがない。やったことがない。持っていないなど、ないない尽くしです(笑)
でもそれを実現するために、色々と考え、材料を探し、試作を作り検証し完成させます
時間はかかりますがその工程すべては自分の力となります
私の場合その大変な作業を自らやるという立派な志がないので
他の人にその発動スイッチを押してもらっているのです
今回は予想外の人から「ふらっとろっくをそろそろ使いなさいスイッチ」を押されましたが・・・
教室では私がみなさんのスイッチを押しまくります
やったことのないこと、出来ないことをデキルに変えちゃいましょう