昨日は「子供の心肺蘇生法とAEDの使い方」の講習に


参加してきました



以前も同じ講座があったのですが、締め切りが過ぎてしまって


しまった~っ!!と思っていたので


今回は絶対に参加したかったのです



会場に行くと、資料映像が流れていました


体育祭でアンカーだった女の子が走り切った後


倒れてしまった・・AEDがあったなら・・・


途中で涙が出てきてしまい、ほとんど見ることが出来ませんでしたが


「命を救うのは その場にいるあなた自身


だから講習を受けましょう」という内容だったと思います




倒れた人を見つけたら救急車を呼べば・・・と以前は思っていました


でも救急車が来るまで、何分かかる?


心停止が起こってから10秒で意識がなくなり


30秒で呼吸が止まり、9分も経ってしまえばほとんど社会復帰は無理だそうです



倒れて呼吸をしてない状態になったら


1秒の猶予もないわけです


そんな時、何か自分にできることがあれば、誰でもやろうと思いますよね


でも知識がなかったがために、ためらったり、できなかったりしたら


悔やんでも悔やみきれません



もちろん そんなことになって欲しくない、でも万が一なった時に


命をつなぐことができたらという思いで参加してきました




参加して一番大事だと言われたことは


とにかく 一秒でも早く、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うことが大事


だということです




そんなことに遭遇したことがない ほとんどの人は


倒れている人を見ても どうしたんだろ?


息はしているような・・・


う~ん心臓マッサージやる必要あるかな?どうなのかな?


とためらいます



でも今回習ったのは、とにかくすぐに駆け寄り


普通の呼吸をしていないようなら圧迫を行う。


もし、必要がないなら、圧迫した時の痛みで反応するので


迷うくらいだったら行う!と言われました




そして意外だったのが


一人ではできないということ


ドラマなどでは一人がずーっと


マッサージをしているイメージだったのですが



マッサージは両手に自分の体重をしっかりかけて 「強く」「早く」行い


(その際、肋骨が折れてしまうことも多いが、呼吸を戻すことの方が先決)


中断時間は10秒以内なので


到底一人では疲れが出てしまい、確実に出来ないため


交代しながらやるのが ベストなのです





なので倒れている人を見掛けた時の手順は


1、周囲の安全を確認する


2、肩をたたいて意識の確認をする


3、意識がなく、呼吸が弱ければ近くの人に助けを求めて 


 ・救急車を呼んでもらい、マッサージを行うため人を集めてもらい・AEDを探してきてもらう


4、すぐに胸骨圧迫を始める


5、AEDを使う


という流れでした




人をたくさん集めるのは たくさん集めれば、その中に医療従事者がいるかもしれないし


AEDの場所を知ってる人がいるかもしれないからだそうです



あと、これも意外でしたが


人工呼吸は出来なければ 行わなくても 


圧迫さえしっかりやっていれば良いという点です



人工呼吸には感染のリスクがありますし、


気道を確保し、2回息を吹き込み、圧迫を再開するまでを


10秒以内で行うのは素人では難しいからだそうです



AEDの使い方はとても簡単でした


とにかく、最初にスイッチを入れたら あとは音声で教えてくれます



今はAEDの設置場所を教えてくれるアプリもありますので


さっそくインストールしてみましたが


家の近くに こんなにたくさんのAED設置場所があるなんて


正直ビックリしました





●人の命を救うための4か条


・手を差し伸べる勇気を持つこと


・大声で助けを求める勇気を持つこと


・倒れた人がどういう状態であるかを知ること


・心肺蘇生法を知っていること




本当に勉強になりました