障がい児教育支援ネット
代表の青谷典子です
発達凸凹セミナーでの軍手ワークについて 、滝川洋二先生とお話しました。
軍手を二重にして、日常の生活動作(お財布から小銭等をとりだす、ボタンをする、メモする)をしてみると、思うようにできません。
手先の不器用さ(身体感覚の不自由)を体感するのに、とてもわかりやすい方法が軍手!
なのですが・・
軍手を2重にしている姿。手に何か装着しているという姿。
これは、視覚でそういう「仮の自分」を意識している状態なんですよね。
「もっと素手に近い方法で、手先の不器用さを体感できる方法はないか考えているんですよ」
そんな風に滝川先生に話しました。
すると突然、先生が
「ちょっとみなさ~ん!ここに話を聞いてもらいたい人がいます」
とそこに参加していたメンバー(15人くらい)に呼びかけたのでビックリ。
先生が呼びかけてしまった手前(?)恐る恐る話をしました。
そしたらですね・・
・腕に電極をつけて、(安全な範囲の)電流で、思うような動きができなくなる。
・指先がすこし長くなるだけで感覚がとりづらいので、綿球を指先につけてビニール手袋をする。
・指1本ケガをしただけで、動きにくさがあるので、もしかしたら、絆創膏を指1本に巻きつけるだけで、体感できるかもしれない。
こういう意見が瞬時にあちこちから出たんです。
私のちょっとした考えを、真剣に聞いて考えてくれる大人たち!!
なんて心地がいいんだろう(-^□^-)
これは、子どもの意見をきくときにも同じことがいえますね。
子どもの話をしっかり聞いて、一緒に考えることができる大人でいようっと。
滝川先生とガリレオ工房のみなさんに感謝。
そして、繋がりを作ってくださったオカピー先生に大感謝。