AB型的空想思考式

 

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スタートレイン

2両編成の銀河鉄道
低空飛行で
今日を超える
明日も知らずに
ただただただ
まっすぐ

遮断される世界
こっちと あっち
たった一本の境界線
甲高い音
暗闇に浮かぶ
光の窓
下から上へ
流れ星のそれ
はかなきの形
瞬きのそれ
轟音に掻き消される
それらの日常

超えた先
未知との遭遇
リバイバルの
そのまた向こう
人それぞれの描写
揺れてても
いいような誓いとか
数打ちゃあたる
そんな世界でも
光のつぶ
数珠つなぎ

低空飛行
銀河鉄道
手を振る
後ろに
暗やみに
ポツポツと
聞こえる
昨日の歌
夜を超え
世界を超え
まばたきの向こう
確実なる
光の
光の
光の
先の向こうへ

200610150917000.jpg
黒髪の女神が
ゆれて
笑う
太陽が真下
時計の針は
ピースサインで

すれ違う空気と
遠くの道路の泣き声が
控えめに
僕の耳に
キスをする

眩しすぎて
見失う
振り返って
残像
短くなる
温度差

つぶやくように
愛を語り

うたかたの
神話を
忘れないように

ぬくもりを
抱き締めながら
目を閉じる

愛という

愛という

僕は
これを

愛という

理想区分判別論

200609061416000.jpg
倒れそうな
繊細な風景
息を吹きかけて
神様の気分で
創造したい

味付けする
右、左のウインク
僕らは
回り道が得意
一歩が
小さすぎるせいか
それとも
まっすぐな瞳とは裏腹に
欲望が多すぎるせいか

万物の創造主
神様と呼ばれる存在
愛を凌駕する者
遠すぎる時間と
尊い世界
垣間見ることはできても
それは いつも
幻のように
はかない

息を吹き掛けるような
一瞬の事実

見渡すかぎり
どこまでも続く風景
描ききれなくなる速度に
立ち止まらないように
耳を澄ませて
神様のように
世界を
回す
そんな 気分で

回り道をして

いつか

神様を
追い抜くために

バード

首からぶら下げる
常識とか
それに似たたぐい
苦しくなっても外せない
この世界を
生きるためのルール
みたいなもの

具現化したアクセサリーを
光らせて
右むく鳥を
眺める

はばたきたいのな

とか呟いても
飛べるのは
言葉だけ

がんじがらめの首根っ子
そのたぐいに
誰かがいるならば
羽をもぎ取られようが
そんなのは
もう どうでもいいんだ

旋回を繰り返す
胸元の鳥
せめて
くすまないように

磨いて
磨いて
その
繰り返しだな

らヴ

200607131736000.jpg
コンビニ前
たそがれ天使
煙にまかれて
宙に舞う
誰かの声も
届かない高さ
葉桜を越え
時計台すらも

時折のサイレンに
空気を裂かれ
唐突な雨に
身を濡らす
夏のせいで
乾く様は
蒸気する愛のようだ
誰彼問わず
祈りを空へ
投げるように
愛を持て余し
焼けるような夕日に
天使を
見つけるように

たそがれ天使
横向きの君

愛を祈るがために
恋は遠く
空へ舞い上がる

舞い上がれ
僕の見えない高さへ
舞い上がれ

エア

200607131736001.jpg
空気の壁にもたれて
ふるえる手を
にぎる
優しく
そっと
優しい
強さで

10メートルの高さから
落下する卵
割らずにキャッチ
そんな機能はないけど
気分的には
そんな感じで
今なら
ジュリエットが飛び降りてきても
優しく
そっと
倒れこみながらも
優しい
強さで
抱き締めてあげられる

空気の壁に
息を吹きかけて
あわよくばのタイミングで
僕は
優しく
強くなる

空気の壁も
超えるぐらいに
強く
優しく

雨に光で

200606301205000.jpg
三寒四温をこえ
出会った今日

むりやり追い越して
なくした季節は
どこにもないのに
あなたの声を
忘れてしまえる
そんな
曖昧な真実
のようなモノで
隠されてしまった





積み重なった埃を
流しさり
新しい汚れを
コーティングしていく

見せ掛けの輝きに
惑わされはしない
けど
それも美しさを
持っている





空から落ちる雫
誰かの涙という形容
そこにある描写

出会えた今日が
祈りのもとに届くなら
いつもは信じない神様に
十字をきって
跪こう

雲の切れ間から




忘れられない声
隠された思い

神々しいと
笑った あなた




のち


光の前の雨

それが
答えだ

ソース

ミートソースがこぼれる
真っ白なシャツ
いやらしいぐらいに
赤いシミ
香りつき
腹ペコなうえ
腹たてて
腹鳴って
キュルリ
キュルリ
いやらしいぐらいに
響く音
笑いつき
ソースつき
くちびるの横
かわいらしい君のベロ
ペロリ
ペロリ
ペロリ
いやらしいぐらいに
ミートソース
スパゲッティ
ペロリ
食べちゃうさ
そして
君のこともさ
ペロリ
食べちゃうのさ

ニギルテ

200604131128000.jpg
あなたの
ちいさな手を
つつみこんで
はなさない
それだけで
世界を取り残す
周回遅れさ

光よりも
なによりも
遅く
影よりも
なによりも
速く

目をつぶって
ワールド イズ マイン
あなたと僕は
ひとつさ
はずかしげもなく
つぶやける
それが基本

ワールド イズ マイン
どんな波も
乗りこなせたり
綿菓子みたいな雲も
イマジネーション
それが答えだ
はずかしげもなく
さけぶ
それが僕らさ

つなぐ手と手
見せびらかしたいんだ
おおきく振って
胸を張ってさ

つなぐ手と手
離したくないんだ
ちいさな君の存在感
体の芯まで
感じてる

僕の世界を共有
鍵は君の手
それだけさ
それだけで
いいのさ

それが
基本さ
僕らの世界

そうすりゃ回る
僕らの世界

キセキ

200604121201000.jpg
昨日の夜の出来事だったのか
それよりも前だったのか
もしかしたら
これから起こるべきことだったのか
忘れたような
思い出したような
そんな
帰り道
涙ぐんで
定かではない奇跡に
ふるえる

花吹雪を巻き起こす
風と
君が
堕ちて なお
匂いを
放ち
暮れて なお
姿を
写す

摂理を
忘れ
箱庭に
生きる
時代

遠回りの真実が
氷河期すら
溶かす

吹いて なお
薫る
思い
降られて なお
主張する
風景

宙返りのツバメ
得意げに
鳴く

定かではない奇跡
定まるべき日は
昨日か
明日か
それとも
今だったのか

触れて なお
時は
強く
そして
蜃気楼のように
はかなく
すすむ
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