今回の観劇は朗読劇
1年に1度だけ逢う約束をした
不倫カップルの25年の歳月を
朗読とピアノ演奏で描いた
『究極の朗読劇』
出会った頃はお互い若くて
体の相性がいいから関係を続けたいと
年に一度、同じ日に同じ部屋で
逢う約束をして
毎年逢って体を重ねる
しかし年が経つと
抱き合うだけじゃなく話をしたいと
お互いに捨て切れない家族の話が出て
楽しいだけじゃない会話も増えていく
それで喧嘩になったりするけど
それでも別れる事なく
家族を顧みながらも関係は続き
時には臨月を迎えた体で逢いに来て
なんとそこで出産!?
当然女は医者を呼んで欲しいので
男に電話をしてもらうけど
父親じゃない男はバレたくないから
電話口で身分を隠しつつ説明したりと
コミカルな展開だったり
家族を失って思想が変わった男に驚いたり
女は家族に部屋の連絡先を伝えていて
夫から緊急の連絡が入ってきて
男がまたまた必死で身分を隠して
アワアワしつつ
2人の夫婦仲を取り持ったり
半年前に妻が亡くなった
だからって女に結婚を申し込んだり
いやいや、旦那に子供もいるしw
とまぁ、長い長い2人の関係を
じっくり描いたお芝居でした
個人的に不倫肯定ができないので
頭から終わりまで
どうにもイライラしてしまい
不倫して家族へのストレスを発散してるから
家族とうまくやっていけてるという流れが
演者の芝居の上手さでより際立ち
結果、内容が頭に入らず
演者への感想すら出てこないくらい
イライラしっぱなしでした
連れの「良かった」の感想に
思わず「はぁ!?」って反応して
めっちゃ気を遣わせてしまった…
ほんまゴメン〜
目線を変えれば、連れの言う通り
めっちゃかわいいカップルなんですよねw
周りに隠し通すのに必死な男の滑稽さとか
そんな男に癒されてる女の安堵とか
出会えて良かったんやなって
本当に相性の良さが見てわかる
お互いが家族より先に出会っていれば…
と思わずにはいれんかったなぁ
塚ちゃんが…
本当に勘とか感性が良いなぁと
観る度に芝居の上手さに惚れ惚れ
今回も25年もの歳月を
時には読み、時には動き回り
しっかり丁寧に演じあげてました
ちょっとした芝居の感覚とかが
少し嵐の大野くんっぼいなぁと
思う時があるんですよね
※個人の主観ですよー
今回の相手役が元°C-uteの方だったとか?
アイドル好き塚ちゃんには役得やった?
あ、あとピアノ生伴奏の
大貫祐一郎さんの演奏が素敵で
多少気持ちを落ち着けて観れたのは
ピアノ曲のおかげだったかもです
あ。
紀伊国屋書店さん
めっちゃリニューアルしてて
入口やエレベーターホールが
イメージ変わりすぎててビックリでした
ホール内は前と変わらなくて
間違ったホールに来てなかったと
変な安心しちゃいましたw