MR. NOBODY
上映時間:2時間19分
制作年:2009
制作国:フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
ジャンル:ドラマ、ファンタジー
[STORY]
2092年、化学の進歩で不死が可能となった世界で、118歳のニモ(ジャレッド・レトー)は唯一の命に限りある人間だった。ニモは記憶をたどり昔のことを思い出す。かつて9歳の少年だったニモの人生は、母親について行くか父の元に残るかの選択によって決まったのだった。(シネマトゥデイ)
[CAST]
ニモ:ジャレット・レト
アンナ:ダイアン・クルーガー
エリース:サラ・ポーリー
ジーン:リン・ダン・ファン
ニモの父:リス・エヴァンス
ニモの母:ナターシャ・リトル
15歳のニモ:トビー・レグボ
15歳のアンナ:ジュノー・テンプル
ニモは人生最後の日を迎え、自分の人生を語る。しかし、語られたニモの人生は、矛盾だらけ。同じ時に、違う場所にいて、違う人と関係を持って、違う人生を歩んでいる。どれが、真実なのか、どれが正しい道だったのか。
親の離婚で、ニモは父と残るか、母についていくか。9歳のときに究極の選択を迫られた。その日から一人で幾通りもの人生を歩んできた。
時間は取り戻すことはできない。だから人はいつも正しい選択をしないと、と悩む。でも選択をしなければすべての可能性は残るから、結局選択をせず諦めてしまう。
人生に限りがあるから、「選択」という行為が特別なものになる。どっちの選択をしていても、どの人生を歩んでいても。すべての選択、歩む道は正しい。そう思いながら生きていくこと、そう思える生き方が大切だと思いました。