Elizabethtown

 

 

上映時間:2時間4分 

制作年:2005

制作国:アメリカ 

監督:キャメロン・クロウ

ジャンル:ドラマ、ロマンス

 

[STORY]

シューズ会社に勤めるドリュー(オーランド・ブルーム)は、責任者として進めてきた新開発プロジェクトが大失敗に終わり、社長のフィル(アレック・ボールドウィン)からクビを言い渡される。恋人のエレン(ジェシカ・ビール)にも見離され、自宅に戻ったドリューは自殺を考えるが、そこに妹のヘザー(ジュディ・グリア)から電話がかかってくる。父親が急死したという知らせだった。ドリューは遺灰を海に撒いて欲しいという父の遺言を果たすため、父の故郷であるケンタッキー州のエリザベスタウンに向かう。その途中、飛行機の中で同地に住むフライト・アテンダントのクレア(キルスティン・ダンスト)と知り合ったドリューは、積極的な彼女の存在が気になり始めていた。エリザベスタウンに着き、ホテルで孤独を感じたドリューは、方々に電話をかけまくる中で、結果的にクレアと朝まで長話することに。そして再会した2人は次第に仲を深めていくが、すでに恋人がいるというクレアは、肉体関係を持ちながらもどこか身をかわすところがあった。そして父親の葬儀の当日。何年間もケンタッキーを訪れていなかった母親のホリー(スーザン・サランドン)は、地元の人々から厳しい視線を向けられるが、感動的なスピーチとタップダンスで皆を魅了する。葬儀の後、ドリューは遺灰が入った壷と、クレアがくれた地図とCDを車に載せて旅をする。地図の指示通りに車を走らせると、やがてネブラスカの街に着き、そこにクレアがいた。再会した2人は抱き合ってキスを交わすのだった。(Movie Walker)

 

[CAST]

ドリュー:オーランド・ブルーム

クレア:キルスティン・ダンスト

ホリー:スーザン・サランドン

フィル:アレック・ボールドウィン

エレン:ジェシカ・ビール

 

最新作のシューズ開発のプロジェクトが大失敗。なんと約10億ドルの損失。シューズ開発に8年間も捧げてきたが、偉大な仕事を目指しても、成功しないと意味がないと悟り、ドリューは自殺を考えてしまう。

 

 

そんなドリューが、父親の死、クレアとの出会い、エリザベスタウンでの滞在、最後の「父」との旅を通して気づく。大失敗は精一杯自分の人生を生きた証だと。またもう一度、自分の人生を何かに捧げて生きたいと。

 

 

失敗をしない無難な人生は、後々自分が後悔すると思うし、そんな生き方は人に賞賛されるべきではない。リスクを冒して、挑戦して、失敗をして。そこから立ち直ってこそ生きるということ。そうすることで人に尽くせると思うし、人生を全うできる。

そう思えた映画でした。