昨日は、障がいのある子供たちの幼児教室、学童ディサービスで、先生方の施術をさせていただく機会を得ました。
いや、昔、通っていた幼児教室にお邪魔しただけなんですけど。(笑)
当時の先生方で残っておられるのは、数人。お変わりなくて、そのまま！
事務所も、ちゃぶ台に座布団だった当時に比べ、パイプ机にパイプいす・・・・って、変化あるもののあんまり変わってないや。
障がい者福祉の世界、運営はどこも厳しい感じです。
当時のママ友も先生になっていたり。歳月の流れを感じます。
話の流れで施術させていただくことになったのですが、始めに若い先生の身体を触らせてもらって、ちょっと驚く。
お若いから、と思っていたら、結構こっておられる。大抵、１０秒くらいでゆるむ僧帽筋も、もうちょっと時間がかかる。
施術の前には、紙のテープを何十枚も（何百枚？）も同じ長さに切って、それをいくつかずつ、ホッチキス止めされてたなあ。この教室では、昔から、季節に合ったいろいろな飾り物を作って、そこかしこにデコレーションしてくださっていました。
当時も、子供に振りまわされてへとへとだったママたち、ここにきたら、“あー、もうアジサイの季節だね～”とか、“もうすぐ七夕だあ！”と、季節の移り変わりを話題にしてましたっけ。今思えば、心の栄養を沢山もらっていたんだなあ！
でも、こういうものを用意するのってとても手間がかかる。肩のこる細かい作業が、他にもいっぱい。
そして、定型発達の子供たちより当時の教室生たちの半分は（いろんな障がいの子がいたので半分は賢くおとなしかった）１０倍位パワーがあった！走り回った！飛び出した！汚した！壊した！塀をよじ登って脱走した！
（うちはこっちの方。当時は大変お世話になりました。ｍ（＿＿）m）
最近は、昔ほどのつわものはいないよ～、と聞いたけれど、やっぱり、思わぬ行動をとることのある彼ら彼女らを責任をもって見守るって、大変なことだと思う。
それがお身体に如実に表れているなあ。。。
と、そんなことを考えつつ、二人目の施術に入ったら・・・・。
うそ！なにこの、鉄板背中！！げげげ。昔（は普通にママ友）から、こんなんやったっけ？
彼女は知的で穏やかで楽しい人。大変なこともさらっとこなしてしまう。
教室が法人化するにあたり、東奔西走していた。うちはまだまだ子供のことで手一杯で、持ってる資料渡すくらいしか手伝えなかったけど。。。。
肩が痛くて上がらないんだ～、マッサージとか整体みたいのに通ってるよ～、とこともなげに言うけど、これかなりガチガチ、というか、カンカン。背中のスライスいただけたら、刀剣できるんでない？レベル。
三人目の先生もかなりのもの。うちがいた頃からの先生だから、見かけは全く変わらなくても、疲労度は変わっておられるはず。お身体の酷使がしのばれる。
（もうお一人、当時の先生の施術もさせてもらいたかったのに子供の帰宅時間で時間切れ。成人しても、ここのとこは変わらない障がい保護者あるある(笑)）
他の放課後児童デイサービスも、きっとそうだろう。児童デイだけでなく、作業所や入所施設でも。
こういう方達に支えられて、障がいのある方の生活が豊かに成り立っている。
仕事だから、だけでは続かない世界かも。ほんとうにありがたい。
どうか皆様、健康を損なわれませんように。
志をもって仕事につかれている方が、体の負担ゆえに離職されることも多々あるだろう。
お身体のケアを伝えること、手助けすることを続けていこうと、気持ちを新たにした一日でした。
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