ラオックス、中国企業に買われる | 物質の下僕

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語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

私が予測していたシナリオがまたひとつ、という感想です。

日本人が幸せになるなら何人が株主になろうが、社長になろうがかまわない、と思うのです。

一民族一国家、という思想はそう古くからあるものではないし、一時の流行とも言えます。

より効率的、合理的に幸福を追求するならば一民族一国家は足枷にしかならないかもしれません。

ラオックスの社員はどう受け止めているのでしょう。

これを契機に経営が上向いて、待遇が良くなる、会社が安定するとすれば文句はないでしょう。

文句があるなら辞めればよろしい、とは守永氏のセリフです。

ラオックスが具体的にどうなるか、とは私にわかるはずもないのですが、罰が当たるなぁと思った時期がありました。

その昔、秋葉原で噂を耳にしました。

「ラオックスは地上げしまくってますよぉ。小さい店を片っ端から追い出して。」

「なんかでっかいのを建てるらしいけど、商売にならねぇんじゃないかなぁ。」

私が重宝していたいくつかの店もその地上げできれいさっぱりなくなりました。

噂通りの大きなビルができて、ラオックスが自分で営業していたのはほんの少しの期間。

間もなく一階はパチンコ屋だかパチスロになり、他の階も次々とテナントが入りました。

罰が当たっても、生き残れば良しとせよってところでしょうか。