ツナ、タマネギ入り | 物質の下僕

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語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

ツナとレタスのホットサンド。 美味しかったです。 タマネギの量がちょうどよい。

お店のメニューに定着するまでは、試行錯誤があるんでしょう。 万人向きなんてことは望めないですから、最後は自分の感性でしょう。 ある種の信念を持って作って、お客さんに受け入れられればよし、というところ。

何気なく食べている私たちは気づかないことのほうが多いでしょうが、それでいいんだと思います。 で、勝手なことをいって(笑)。

気づかないといえば、自分が同じような仕事をしていなければ、原価とか利益率にも目が向くことはないでしょう。 店のオーナーになるということは大変なことです。 全部自分で考えなければならないんですから。

いつもいつも、そんなことを考えながら食べているわけにはいきませんが、世の中のことを考えるというのは、そういう身近なことの積み重ねだと思います。 バクバク食べて、「ウマイ」 「マズイ」 と言っているばかりではいつまでたっても賢くなれないですよねぇ。


士農工商って、聞いたことございますでしょう。 江戸以来、日本は商をさげすんできました。 それはそれなりの理由もあるんですが、単純に「儲ける = 悪い」というのではあまりに素朴。

儲けてもらわないと、継続性がなくなるじゃないですか。 そうしたら私たちはおいしいものを食べられなくなってしまうんです。
ですから、「安いな」と思ったら、これで商売成り立つんだろうか、とちょっと心配して見てください。
「高い」と思ったら、材料や手間に思いをはせてみてください。  たまにでいいんです。

観察し、考えて、感性が鍛えられて、よりよいものを見つけられるようになる。 そんなのめんどくさいなぁ、と思った?

死んでしまいなさい。