NFLプレーオフの第2ラウンドは、
4試合とも接戦で面白かったです。
日本でもプレーオフは生放送があるんで、
ネタバレしちゃってもいいんでしょうか?
テレビ事情が良くわからないんで、
一応安全な方で行きます。
ちょっとスペースを空けたんで、
スコアを書いちゃいます。
AFC
スティーラーズ21-18コルツ(日曜)
ペイトリオッツ13-27ブロンコズ(土曜)
NFC
レッドスキンズ10-20シーホークス(土曜)
パンサーズ29-21ベアーズ(日曜)
まず、コルツは残念でした(他に言いようが無いです)
レギュラーシーズンでは14勝2敗でトップだったので、
ホームアドバンテージをもらってましたし、
スーパーボウルもホームと同じでドーム球場でした。
土曜日にはペイトリオッツも負けて、
天敵はいなくなってたんですけどねぇ...
ただ、近年のペイトリオッツ戦や、
今年初めての負けだったチャージャーズ戦も観ると、
3人のラインマン、4人のラインバッカーを置く、
3-4の守備に苦戦している事が分かります。
具体的には、
どの選手がブリッツしてくるのか、
(ラインマン以外がQBにプレッシャーをかける事)
3-4では分かりにくいので、
コルツの選手はそれをブロックしきれていませんでした。
最後にヴァンダージャクトがキックを外したのは、
ちょっと驚きましたけど、
ベティスがファンブルしたのがさらに驚きだったですし、
それさえ無ければコルツにチャンスはありませんでした。
そのファンブルを拾って走ったハーパーを、
何とかタックルしたロスリスバーガーに拍手です。
パスも冴えまくっていましたし。
守備では、トロイ・ポラマルが、
そこらじゅうで顔を出すすごい試合でしたね。
思ったのは、必要以上に波のある試合だったなぁ、と。
心臓に悪かったです。
次に強い印象を受けたのは、
パンサーズとスティーブ・スミスです。
NFLで一番2番目に良かったはずのベアーズの守備を、
スミスが1人でズタズタにしていました。
20ヤード以上稼いだプレーが6つ、
ってスゴすぎます。
チャールズ・ティルマンがスミスに付いた時は、
狙い撃ちにされていたんですけど、
なんでヴァシャーにスミスを守らせなかったのか、
ベアーズのゲームプランと、
試合中の調整にも問題があったように思います。
4試合中、点が一番少なかったはずの試合が、
終わってみれば一番高得点でしたね(笑)
シーホークスは、
MVPのアレグザンダーが序盤に怪我した後、
よく頑張りました。
堅いレッドスキンズの守備相手に、
ハッセルベックのプレーは見事だったと思います。
ダレル・ジャクソンへのTDパスは、
良く守っていたように見えた守備の選手には
絶対に取れない位置に投げたスーパーパスでした。
ペイトリオッツは、3連覇ならず、ですね。
ベリチック&ブレイディー体制になってからは、
プレーオフではいやらしいほどミスが少なかったのに、
このブロンコズ戦ではターンオーバー5つ。
同じく、いやらしいほど勝負強い、
ヴィナティエリもキックを外しました。
個人的には、
コルツやベアーズと同じで、負け方が意外でした。
前半残り2分くらいで、
ブロンコズのロングパスを守っていたサミュエルが、
パスインターフェアレンスの反則を取られて、
次のプレーでブロンコズがTDを取った時、
流れが変わってしまいましたね。
ブロンコズのベイリーが、
インターセプションを100ヤードリターンしたのに、
最後にタックルされてTDにならなかったプレーは、
スティーラーズ×コルツのフィニッシュと同じで
変な盛り上がり方でしたね。
来週の、
スティーラーズ×ブロンコズと、
パンサーズ×シーホークスの試合で、
スーパーボウルの組み合わせがついに決まります。
パンサーズとシーホークスは、
それぞれスタメンRBが怪我をしてしまいましたね。
フォスターの方は骨折でシーズンが終わりとして、
アレグザンダーは脳震盪からいきなり復帰できるのか、
勝負に影響の出そうなところです。
どのチームが出てきても、
スーパーボウルは面白くなりそうです。
楽しみですね。