出場選手が出揃ったところで、全米オープンの予想です!


トーナメント表はこちら→男子女子


全仏、全英と同じように、男子ベスト8以上の予想を書き、

続いてそれ以外の注目ポイントを並べておきます。


準々決勝のカードは、

ロジャー・フェデラー(1)×ニコライ・ダビデンコ(6)

レイトン・ヒューイット(3)×ポール=アンリ・マチュー

フアン・イグナシオ・チェラ×アンディー・ロディック(4)

アンドレ・アガシ(7)×ラファエル・ナダル(2)


全仏とウィンブルドンでは、

ベスト8ですでにシード選手だけの予想だったんですが、

今回はノーシードを2人推します。


マチューは、膝が完治していないと思われるサフィンのセクション。

今月、調子に乗ってロディックを倒したマチューが、

ヘンマン(12)、アンチッチ(22)、サフィン(5)を撃破して

準々決勝に上がる予想としました。


チェラの方は、本当に誰が上がっても

ロディックには勝てそうに無いセクションです。


シードはコリア(8)、プエルタ(10)、ノヴァーク(23)、ロペス(26)。

この内、コリアとプエルタはクレー専門で、

ノヴァークとロペスは調整に疑問が残ります。

(ロペスは今週頑張っていますが、主力のいないトーナメントです)


チェラは、ウィンブルドン以来のハードコートの試合で9勝5敗。

その内、全米でノーシードの選手相手なら7勝1敗です。


他は順当なベスト8予想でしたが、

準決勝以上も順当な予想なので、解説無しで(笑)


準決勝

フェデラー(1)×ヒューイット(3)

ロディック(4)×ナダル(2)


決勝

フェデラー(1)×ロディック(4)


そして、フェデラーが優勝して、

トーナメント決勝での連勝記録を23に。



では、まず男子でベスト8以前の注目選手・ポイント。


1回戦で気になるカードは、

グレッグ・ルゼツキー(28)×ジェームズ・ブレイク

ダニエーレ・ブラッチアーリ×トミー・ロブレド(19)

マーク・フィリプーシス×カロル・クチェラ


ギリギリでシードを手にしたルゼツキーですが、

実力はほぼ互角のブレイクにはホームアドバンテージが。

好試合になる気がします。


予選を抜けてきたダニエーレ・ブラッチアーリは、

ウィンブルドン2回戦でロディックを脅かした選手。

身長は高いとは言えませんが、スケールの大きいテニスで、

ロブレドを倒すのでは無いかと思います。


フィリプーシス×クチェラは、元世界トップ10の大ベテラン対決。

結果がどうこうより、組み合わせが気になりました。


2回戦では、アメリカ人対決、

アンディー・ロディック(2)×ロビー・ジネプリが

文句無しの注目カードです。


先月のRCAチャンピオンシップでは、フルセットでジネプリの勝利。

その後、ジネプリが倒した全米のシード選手は、

デント(25)、プエルタ(10)、フェレル(17)、モヤ(31)、サフィン(5)。

シンシナティの準決勝では、フェデラー相手に1セット取る善戦でした。


2回戦で当たるのはかなりもったいない試合です。


他に注目のノーシードの選手は、

アンドリュー・マレー、ガエル・モンフィス、

そしてもちろんセバスチャン・グロジャン。



では、女子の方に移ります。


優勝予想から行くと、

2005年のランキングポイントでトップの選手が勝つと思います。

シャラポワでもダヴェンポートでもなく、キム・クライステルス。

勝てばメジャー初優勝になります。


準々決勝にウィリアムス姉妹のどちらかと当たりそうなのが、

一番の難関かもしれません。


日本人の2人のシード選手は、浅越しのぶ(24)と杉山愛(30)。

杉山は運悪くクライステルスと3回戦で当たる位置ですが、

浅越は比較的簡単なセクションに入った気がします。


森上亜希子はノーシードですが、

調子が良ければシード選手を倒して勝ち上がれるはず。


ダブルスの組み合わせはまだ決まっていませんが、

もちろん杉山等のダブルスでの活躍も注目ですね。