49ersのヘリオン選手 の死因はまだ分かっていないのですが、
先月亡くなったミズーリ大のアーロン・オニール選手 の
死因がほぼ断定されました。
精密検査の結果見つかったのは、
ウイルス系の脳炎と、鎌状赤血球障害の痕跡。
危険な薬物などの反応は全くありませんでした。
ウイルス系の脳炎自体は、
もっと良く知られるバクテリアの脳炎と違い、
患者が死に至る事はかなり珍しいそうです。
鎌状赤血球は、黒人に多い遺伝病で、
慢性貧血などの症状を起こす障害です。
オニールの場合、重症ではなかったので、
片親からしかこの遺伝は無かったと思われます。
この2つの疾患を合わせても、
死因としては十分では無いかもしれません。
しかし、キャンプでの激しい運動を加えると、
突然死の原因になってもおかしくない、と言うのが、
検査の末の専門家の意見でした。
元の記事 を読んでもらえると分かりますが、
トレーナー等の対応には、疑問が多く残ります。
オニール選手の父親は、スタッフの過失を訴え、
裁判に持ち込む意向のようです。
改めて書きますが、このような悲劇が繰り返されないよう、
管理体制の根本的な見直しを求めたいです。