1年の休眠から目覚めるNHLは

早速来シーズンに向けてのドラフトを行いました。


NHLもプレーオフ以外はあまり見ないので、

当然ドラフトされるアマの選手は全く知りませんが、

今回のドラフトには、

関係者全てが1位指名と予測する選手がいました。


名前はシドニー・クロズビー。

もうすぐ18歳になる、

カナダのノバスコシア州出身のセンターです。


最近2シーズンは、

カナダで一番レベルの高いアマチュアリーグの1つ、

QMJHLの、リムスキー・オセアニックでプレー。

昨シーズンは62試合で66得点、102アシストの記録で、

カナダの3大リーグの最優秀選手に選ばれました。


史上最高のホッケー選手と言われる、

ウェイン・グレツキーは、

誰が自分の数々の記録を破るかもしれないか、

と聞かれた時に、クロズビーと答えました。


グレツキーのあだ名は「The Great One」。

これに掛けて、クロズビーは「The Next One」

と呼ばれるようになりました。


グレツキーは、クロズビーについてさらに、

「マリオ・レミュー以来最高の選手」と評しました。

レミューはピッツバーグ・ペンギンズを

91年と92年に優勝に導いた名センター。

39歳の今も、まだペンギンズでプレーしています。


そのレミューに比較されたクロズビーの行き先は、

なんとピッツバーグ・ペンギンズ。

先週あった抽選に当たり、1位指名権を獲得していました。


Crosby

(左からペンギンズのパトリックGM、クロズビー、レミュー)


同じポジションの大ベテランの下で学べると言う、

クロズビーに取って理想的な環境かもしれません。

今後どれだけ大きく成長するか見物です。



とにかく選手を全然知りませんが、

他のドラフト選手でも気になるのがいる事はいます。


9位指名のデヴィン・セトグチは日系カナダ人。

日本人と日系人の多いサンノゼで、

日本人・日系人ファンが多く付くかもしれないですね。


15位指名のライアン・オマーラもカナダ人ですが、

こちらは東京生まれ。

両親が仕事で日本に移住していた時に生まれたそうです。