全仏オープンの準々決勝で、

フェデラーはノーシードのハネスクに、

ナダルはダビド・フェレルに

それぞれストレートで勝利しました。


フェデラーは最後すこしつまづききましたが

楽勝と言っていい内容でした。


一方、ナダル×フェレルの第1セットは

今大会最高のテニスだったと思います。


正統派のクレーコーター2人の間での、

手に汗握るラリーの連続。

フェレルはセットポイントまで持っていったものの、

ナダルに逆転されてセットを取られてしまいました。


第2セットからは、

昨日、去年のチャンピオンのガウディオを

5セットで破った時からの疲れが来たのか、

フェレルの動きが悪くなり、

ナダルの執拗なアタックにストレート負けしてしまいました。


準決勝のフェデラー×ナダルは、

多くの人が予想していた、

事実上決勝戦と言っていい試合です。


それに比べると、もう一つの準決勝は

盛り上がりに欠けそうです。


その組み合わせを決める準々決勝は、

ダビデンコ×ロブレドとカニャス×プエルタ。


フェデラーやナダルの側はナルバンディアンの敗退以外は

予想しやすかったですが、

ロブレド等の側は、

自分の予想 ではロブレドしか当たらなかったです。


ブログには書かなかったですけど、

127試合全部予想すると言う暇人な事をしてたんで

トーナメント表の上半分(フェデラー等)と

下半分(ロブレド等)の

予想の的中具合をちょっと晒してみます。


      上半分   下半分

1回戦 24/32 20/32

2回戦 13/16  7/16

3回戦   7/8   3/8

4回戦   3/4   1/4

準々決勝  2/2   0/2


下半分は色々裏切られました。

コリア、アガシ、ロディック、

みんな上がってくると思っていたのに...


実際に勝ち進んだ4人のうち

準々決勝に出てくるかもと思っていたのは

カニャスとロブレドだけ。

ダビデンコはコスタかコリアに負けると思ったのでノーマーク、

プエルタはマークのしようも無かったです。


ダビデンコはコリアを見事倒したようで、

ちゃんと試合を見てみたいです。


相手のロブレドはサフィンとの5セットの試合を生き延びたので、

疲労が出るかこのまま勢いで乗り切れるかですね。

ロブレド×サフィンの最終セットはかなりハイレベルでした。


プエルタの方は運が良いですね。

ここまでで当たったシード選手は

1回戦の13番シード、クロアチアのリュビチッチだけ、

クレーが得意でないうえに、メジャーでの実績も無い選手です。


カニャスは4つだけ上の9番シードですが、

クレーではリュビチッチとは比較にならないと思います。

カニャスが準決勝に出てくるはず。


毎年予想を大きく覆す選手が出てくるのも楽しいですね。