最近NCAAトーナメントの事を書きまくっているんで、
大学バスケはNCAAトーナメントしかないような
印象を与えちゃってると思いますが、
出られないチームも、
NIT(National Invitational Tournament)という、
おまけのようなトーナメントに招待されて、
タイトルを取るチャンスがもらえる事があります。

NITのタイトルは、当然NCAAより格がずっと落ちますが、
準決勝からの会場は、
ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデン。
ファンも選手たちも
最後にパァっと楽しめる仕組みになってます。

カンファレンスのトーナメント決勝で負け
NCAAに出られなかったメンフィス大も、
NITに招待された中の1チームでした。

メンフィスは3年前と4年前にも出ていて、
4年前は3位、3年前は優勝していたりします。
それだけNCAA出場を逃してる、って言う事なんで、
あんまり名誉じゃないんですけどね、ここまで行くと。

NCAAトーナメントが目の前に見えていたのが、
消えてしまった、という経験のためか、
NCAAに出ているかのように気合の入ったメンフィス、
準決勝までスルスルと進んでしまいました。

1回戦  対ノースイースタン 90-65
2回戦  対バージニア工科  83-62
準々決勝 対ヴァンダービルト 81-68

攻撃も守備も、歯車がピッタリかみ合って、
本当にいいバスケをしていると思います。

ルイヴィルに負けたときの記事では、
フリースローを外した話しか書きませんでしたが、
ダリウス・ワシントン、実は1年生にしてスターです。
今日のヴァンダービルト戦でも、
23得点、7アシストしてくれました。

次は去年NCAAで一番シードだったセント・ジョセフ大。
ガードのジャミール・ネルソンとデロンテ・ウェストが
NBAに行って、去年とは全然違うチームですけどね。
とにかく頑張ってもらいたいです。