3月17日から21日の間に、
NBAチームの監督3人が辞任、または解雇で代わりました。

最近、監督の職がかなり不安定になっていると思います。

成績が悪いのは、
ただ選手のレベルが低いからだったり、
フロントが無能だからだったりするのに、
監督がクビ、とか...

先月、ポートランドのモーリス・チークスが解雇されたのは、
選手との関係が悪化したからですが、
性格に問題のある選手を集めつづけたフロントに
非があると思いますね。

去シーズン、ラシード・ウォレスとボンジ・ウェルズを
トレードで放出して、雰囲気が良くなるかと思ったのに、
オフシーズンにニック・ヴァン・エクセルを獲得したり、
ダリウス・マイルズとザック・ランドルフの
契約を延長したりして、
チーム内部の問題を減らす努力がほとんど見られませんでした。

同じく、ミネソタの今シーズンの低迷も、
スプリーウェル、キャセルなど、
性格的な問題が過去にあった選手を集めてしまったのが
大きな原因だと思うんですけど、
クビになったのは監督のフリップ・ソーンダースでした。

一方、21日にクリーブランド・キャバリアーズの
ポール・サイラス監督が解雇されたのは、
成績不振が理由と考えるとおかしな話です。

レブロン・ジェームスは、今シーズンすごい活躍ですけど、
他はイルガウスカスとグッデン以外にこれと言う選手はいません。
マイアミとデトロイトにはシリーズでは勝てないと思うので、
普通なら今年はプレーオフに出て満足、
ということになるはずです。

それならシーズン終わり近くに監督をクビにする必要はないので、
レブロンのご機嫌取りが本当の理由だったんじゃないか、
という噂になってます。

3連敗したところで、いい理由が出来た、とクビにしたんでは?
と言う話です。

いろんなものに振り回されて、負けが込むとクビになる...
病気でもなければ、ドン・ネルソンのように
円満に辞めさせてもらえる人はあんまりいないですね。

監督の仕事も悪い事ばかりじゃないですけど、
最近のニュースを見ているとそういう感じです。