木曜金曜で、1回戦32試合が終わりました。
試合数がとにかく多いんで、
下のシードのチームが勝った試合の話だけにします。

木曜の16試合中、下のシードが勝つ番狂わせは3試合。
全部イリノイのいる中西部で起こりました。

番狂わせといっても、9番シードのネバダが
8番シードのテキサスに勝った辺りは、
実力差が無いも同然ですし、
自分の予想通りでもありました。

11番シードのアラバマ大バーミンガム(UAB)は、
6番のルイジアナ州立に勝ちました。
プロではありえないですが、
一昔前のアーカンソー大や、今のUABは、
"40 minutes of hell"と呼ばれる、
フルコートでプレスをかけつづける
スタイルでプレーする事があります。

メンフィスとUABはカンファレンスが同じで、
このチームの恐さは分かりすぎているんで、
UABの勝ちは予想していました。

全く予想外だったのが、5番シードのアラバマが、
12番シードのウィスコンシン大ミルウォーキーに
負けたことです。

ミルウォーキーは最初から3ポイントを決めつづけ、
アラバマに追い上げを許しませんでした。
アラバマは3回戦まで上がるのを期待していたんですが...
アラバマのスター、ケネディー・ウィンストンって、
トーナメント中最高の名前だとも思いますし(笑)

木曜は、接戦で上のシードの方が最後には勝つ、
というパターンが多かったです。

金曜はというと、一転して優勝候補が2つ脱落しました。

1回戦は4試合が全米各地の会場で同時進行なのに、
テレビの放送はCBS1局なので、
地域で興味のありそうな試合や、
面白い展開の試合に切り替えてくれる事になります。

一番盛り上がったのは、金曜の午後8時台。
この時間帯に3つの試合が接戦で試合の終盤を迎えました。
シラキュース(南4)×バーモント(13)、
ルイヴィル(西4)×ルイジアナ大ラフィエット(13)、
そしてウィスコンシン(東6)×北アイオワ(11)。

自分がどれを見たいかといえば、
まずベスト4に出る予想のルイヴィル、
次にベスト8予想のシラキュースだったんですが、
住んでいる所から一番近いのは北アイオワ、
ということで3つ目の試合を見るはめになりました。

友人と一緒に見ていたんですけど、
シラキュースの試合が残り1分になっても
切り替わらないテレビに向かって全員で叫んでいました(無駄ですね)

終了ギリギリでシラキュースの試合に移り、同点で時間切れ。
延長なので、最後を見逃さないで済んだ、
とみんなで安心したら甘かったです。

延長はさすがに見せてくれるだろう、と思ったのに、
北アイオワの試合に戻されました(爆)
シラキュース×バーモントの延長、結局生で見たのは、
フリースローと、最後の0.4秒だけ...

ハイライトは見ることが出来ました。
残り1分で、バーモントのガード、T.J.ソレンティーンが、
NBAの線よりもさらに後ろから3ポイントを決め、
その4点のリードをキープして勝ったようです。
他の2試合はもつれたものの、最後は上のチームが勝ちました。

シラキュースの敗退がこの時点で一番のニュースだったんですが、
2時間後、カンザス(東3)×バックネル(14)で
カンザスが負け、一昨年の決勝で当たった、
優勝候補2チームが消えてしまいました。

他にも、ミネソタ(東8)×アイオワ州立(9)、
スタンフォード(南8)×ミシシッピ州立(9)、
シャーロット(東7)×ノースカロライナ州立(10)の
3試合で小さな番狂わせがあり、面白い一日でした。

自分の予想は今のところ25勝7敗とまずまず。
でもベスト8予想が2チーム(カンザス、シラキュース)
負けたのは痛いです。