土曜日曜でベスト4が揃いました。

西部(アルバカーキ):
ルイヴィル(4)×ウェストバージニア(7)

土曜日の夕方の試合は、多分一番応援しているルイヴィルと、
ここまで接戦ばかりのウェストバージニアの対戦。

ルイヴィルを応援しているのは、
メンフィスと同じConference USAだからです。
あと、ルイヴィルが最後に負けたのは、2月のメンフィス戦。
メンフィスが、全米チャンピオンに最後に勝ったチーム、
と言いたいのもあります(笑)

というわけで、結構ルイヴィルに感情移入していたんで、
この試合は心臓に悪かったです。

試合開始から3ポイントを打ち続け、
決めつづけるウェストバージニア。
特にすごかったのは、ビーライン監督の息子、パトリックが、
3ポイントの線の2メートル以上後ろから打ったシュートでした。

前半だけで10本決め、
一時は38-18とリードしました。

後半は、ゾーンディフェンスをやめて、
フルコートで積極的にプレスをかけ始めたルイヴィルが、
攻撃でもドリブル突破をし始めて、
なんども1桁の差にしますが、
そのたびにセンターのケヴィン・ピッツノーグルなどが、
3ポイントを決めて点差を2桁に戻す展開でした。

プレスできつく行き過ぎて、
5つのファールでガルシアが退場、
そして太ももを傷めているディーンがベンチに下がった時は、
もう追いつけないかも、と思いました。

そこで活躍したのが、もう一人のアウトサイドの選手、
オバノンでした。
前半無得点だったのに、後半は21点。
彼の活躍で延長に持ち込み、そして勝ちました。

ルイヴィルのリック・ピティーノ監督は、
プロヴィデンス、ケンタッキー、ルイヴィルと、
3校をFinal Fourに導く史上初の快挙。

ウェストバージニアの、1試合で3ポイント18本成功は、
トーナメントの歴史で2位の記録。
1959年の、NBAのロゴ、ジェリー・ウェスト以来の
Final Four出場はなりませんでした。

中西部(シカゴ):
イリノイ(1)×アリゾナ(3)

夕方の試合で疲れたのか、
すぐ後のこの試合は、前半寝てしまいました。
でも前半寝ておいてよかったです。

前半はほぼ互角の勝負だったようですが、
後半はイリノイの攻撃が停滞して、
4分4秒残して15点差を付けられてしまいます。
今シーズン、イリノイに対する最大のリードだそうです。

3人のガードの活躍で、1分3秒残して8点差にした時も、
逆転できそうではありませんでした。
しかし、2回続けてスティールから点を取り、
残り39秒で同点にしてしまいます。

このまま延長になり、イリノイの1点差リードで、
最後のアリゾナの逆転チャンス。
なぜかスタウダマイアにボールが渡らず、イリノイが勝ちました。

東部(シラキュース):
ノースカロライナ(1)×ウィスコンシン(6)

この試合の前半と、サッカーのワールドカップ予選、
アメリカ×メキシコの試合が重なったので、
あんまり良くみてませんでした。
(サッカーについては明日書きます)

後半も、結構接戦になったんですけど、
なんとなくウィスコンシンが勝てそうな気がしなかったんで、
半分寝ながら見てました。
というわけで、詳しい事はなしで。

南部(オースティン):
ケンタッキー(2)×ミシガン州立(5)

日曜の夕方、Elite Eight最後の試合で、
なんと3つ目の延長試合になりました。

ケンタッキーは、4年生チャック・ヘイズに
ファールが溜まったのもあって、
8点差を付けられてしまいますが、
なんとか終了間際に3点差でボールを持つ場面にこぎつけます。

3ポイントを2回外したのに、
2回ともリバウンドを取り、
ガードのパトリック・スパークスが
3本目の3ポイントを撃ちます。

シュートは4回リングにバウンドして入り、
時間も切れて延長になる...
と言うところで、
3ポイントの線に足がかかっていたんじゃないか、
と審判がビデオで確認。
何分も協議した後、3ポイントの判定で、延長になりました。

延長ではケンタッキーが有利だったのに、
攻撃のリズムが崩れて再延長に持ち込まれ、
再延長ではズルズルと負けてしまいました。

Final Four予想が初めて当たりそうだったのに、
最後の試合で再延長で負け...無念です。

トーナメント前からの予想では、
イリノイ×ノースカロライナの決勝でイリノイが優勝ですが、
ここまで来たからには、
ルイヴィルに勝ってもらいたい気持ちもあります。