世の中、奇跡というものは確かに存在する。
しかしそれは時に恐怖と隣り合わせである。
今日はそんな一例を皆に紹介しよう。
結構前の話になる。
後輩から電話があった。
「バイクで…バイクでこけました!!!」
後輩の声は日常のそれとは全く違っていた。
息遣い、声のトーンからそれを察することができた。
とりあえず、状態が気になるので落ち合うことになった。
悪い予感というのは当たる。
かなり派手にやったであろう彼のズボンはやぶれ、
赤のセクシー勝負トランクスがまる見えだった。
なに勝負してきたの。
…
さて、話を戻そう。
一命を取り留めたことが奇跡なのではない。
事故の壮絶さを物語る証拠がある。
以下の画像をみていただきたい。
うん。
バカバカ携帯にも程があるわ。
繰り返しになるが、携帯がこんな状態にも関わらず一命をとりとめたことが奇跡なのではない。
賢明な読者諸君はもうお気づきだろう。
彼は一体どうやって俺にこの事故のことを知らせてきたか。
思い出してほしい。
この日記の5行目を読み返してほしい。
そう
『後輩から電話があった。』
!??
そう!電話!
彼はこの、首がもげた状態の携帯で電話してきたのだ!
奇跡!!
恐怖!!
キャーーーーー!!!!!!
まぁ怪我もなく赤パンツさらしただけですんでよかったわ~!
ちゃんちゃん。