SOMPO美術館で開催中の『ロートレック展』
こちらも日時指定券♬
なのでゆっくりじっくり見ることができました
素描が主です
素描は作家の生の息づかいや感情が、完成品よりもダイレクトにかんじられる気がします。
ああ
ロートレックはこんなふうに感じたんだな
というのが伝わってきます
たとえばこちらのメイ・ベルフォート
(画像はお借りしました)
ロリータファッションで子どもの様な声で歌って人気になった歌手ですが
素描では
(模写しました)
不気味というか、醜悪な気がします。
でもそこは商売だから、ポスターはかわいく仕上げた
んじゃないかなー
この黒と赤とベージュが好きで、この色遣いを真似て絵を描いたこともあったなぁ
スケートをしている
文字が入ることでより格好よくなる
この大げさな遠近法は浮世絵の影響かも?
この上と下の絵の女性は同一人物
この絵は「ディヴァン・ジャポネ(日本の長椅子)」というタイトルなのですが、「長椅子」どこ?と思ってしまいます。が、こういう店名なのですって!
そしてこの女性
西洋人にしては顔が平たいような気がしますが、実際にはそんなことはなく、もしかしたらもしかしてロートレックが日本人風平面顔に描いたのだったりして!
そして調べてたら、この女性はジャンヌ・アブリルというダンサーで、映画『ムーラン・ルージュ』のモデルになったのですって
一枚の絵の中に色々な要素が詰まっています