山種美術館で開催中の

小林古径生誕140年記念

小林古径と速水御舟-画壇を揺るがした二人の天才-

 


この猫我が家の猫に毛並みが似ていますニコ
あくまでも毛並みだけ
こんなに凛々しくはありません

古径氏も猫が好きだったんだろうな
 
 
 
看板のこの文字は、安田靱彦氏の手によるものだそうです
 
 
 
入ってすぐ、第二展示室へ。
室の入り口正面に、ポスターになっている「炎舞」がありました。
教科書にも載っている有名な作品です。
私はこの作品は大きな掛け軸くらいあると思っていました。
が、実際には約120×53cmと、想像していたより小ぶりでした。
迫力のある作品だから、大きいと思い込んでいたのですね。

 

 

小林古径はさっぱりサクッとした薄切り林檎のようなイメージに対し、速水御舟はこってりギラギラしていて、保守的なイメージの日本画界では衝撃的だったんじゃないかなぁ

と想像します。なんたってタイトルも「画壇を揺るがした」ですからね!(古径氏も揺るがしてるのだろうけど)

 それでも印象派の画家たちのようにハブにされることなく、評価されていたようで、パトロンもいるし留学もしているし、生活に困窮していたわけではなさそうです。

しかし

市電に足を轢かれて左足切断ゲッソリ

その後腸チフスにかかり40歳で亡くなる・・・

早すぎる死です

もっと沢山の作品を生み出してほしかったです



この「炎舞」はもちろん素晴らしいのですが、私がトキメイたのは、墨で描かれた作品です。

茄子は濃い紫に見えるし、牡丹の花びらの薄さ軽やかさといったら✨

茎は色が使われています。


墨+絵の具

いいな

2年生の屏風はこれでいこうかしら?


 
 
 
 
館内で唯一撮影OKの作品
 
胡ふんのぽってり花びらかわいい🌸
 
石仏の線!ひだ!
この線を筆で描くなんて!
 
 
崖に生えたた松の緑も美しい
 岩絵の具(ですよね?)は発色が美しい✨














作品を元にした和菓子もいただけます

1年生の和菓子つくりは、絵画から発想もいいな


授業づくりのヒントももらえるし
日本画ももっと見ようと思います♪



ちなみに山種美術館は着物を着ていくと200円割引になります♪
嬉しい♪

でもそろそろ着物が厳しくなってきました。
暑いの苦手・・・