Cave Saint-Jean Le Grand Art 1999

【名 称】 Cave Saint-Jean Le Grand Art 1999
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/10/12-13
半年間の赤白ワインコースもこの9月分、ボルドーワインのセットで最終月です。今回はそのうちの赤ワインをいただきます。ユニ・メドックという協同組合によるACメドック、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが半々のセパージュ。ワイナリーに在庫されていたバックヴィンテージの1999年物が今回のワインです。ちなみにパンフレットには「1999年は近年でも五指に入るビッグヴィンテージ」とありますが、一般的にはこの年は難しい年だったとされているのではないかと思うのですが。こういうの、どうなんでしょうか。
それはともかくとしていただくとしましょう。抜栓してグラスに注ぎます。色は、さすがに熟成感がやや出つつあるようで、やや赤茶けたニュアンスが入ってきています。香りも、やはりこのヴィンテージだけあって若さを感じさせるような、ボルドーらしいある種のいがらっぽさを持つ果実香は控えめになっております。
では飲んでみます。すると、意外にも(?)酸味が強い。もっと弱い感じなのかなあと思っていたのですが、そんなことはなかったようです。といっても果実味やタンニンは控えめで、酸だけが飛び出している感は否めずややバランスの悪さが見えています。それでもこの酸がある程度インパクトのある飲み口にしているのではないかと思われます。しばし時間が経ってよくよく味わって飲んでみると、慣れも出てきたこともありましょうが酸も落ち着きを見せ、全体的にやや控えめではあるものの適度に余分な味を落とした、熟成したボルドー赤ワインらしい味わいとなってきたかと思います。
そういえばこのワインの2003年ヴィンテージを以前グラス1杯飲んだことがありますが、そちらの方は2003年という暑い年のものなので、ずっと力強い味わいのものでしたが、それに比べるとこの1999年という年はやはりソフトな仕上がりだったのでしょう。もちろん4年の差がありますのでその時間の経過分も考慮する必要はありますが。ただ、やはり同生産者・同銘柄ですから、基本的なスタイルに似通ったところがあるようには感じられました。
300mlの小瓶に差し替えて翌日に残りをいただいたのですが、もともとそれほど強い調子でないワインがさらにソフトになっていました。加えて9年熟成というものだけに、これは避けられないことでしょう。と言っても味が極端に落ちているということではないのでこれはこれでOKというべきでしょうか。
ということでややピークを過ぎたかなあという印象もありますが、全体的にはうまく熟成されていたように思います。以前飲んだこれとかこれに比べると、その差ははっきりしていたかなと。そのあたりはこのワインのポテンシャルはしっかりしたものだったということでしょうか。