五一わいん エステート・ゴイチ・シャルドネ 2005
.【名 称】 五一わいん エステート・ゴイチ・シャルドネ 2005
【価 格】 1,600円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/29
この日はずっと雨。また、前日と前々日に良く歩き回ってその疲れを取るためもあって、ほぼ1日自宅で休養。そんな日の夕食は手軽に作れるものが良く、気温も低いので、水餃子と白菜、ニラ、ネギのお鍋にしました。そんなメニューならやはり日本の白ワインが◎、ということでこれを選択。もっともこれしかそれに当てはまるものはなかったのですが(^^;。長野県は塩尻市の林農園の自社畑で作られたシャルドネを使用したワインです。
抜栓してグラスに注ぎます。色は実に薄い色調の黄緑がかった黄色という感じでしょうか。生産の過程で樽を用いているようですが、その割にはずいぶん薄い色ですね。香りは、こちらは樽の影響を明らかに感じさせるバニラ的な芳香があります。逆に果実香はレモンとかの柑橘系のそれが感じられるものの、あまりはっきりしないようなところがあります。樽香の方も強さ自体はさほどでもないので、香りの力強さという点ではこういうワインなのかもしれません。
では飲んでみます。口に入れてまず感じるのは、このワインもまた前回のに続いて、酸。かなり酸味が強いです。レモンを思わせるような酸味で、風味もやはりレモンに似ている感じ。このあとに樽由来のバニラっぽいフレーバーが感じられますが、酸味の方がずっとインパクトがありますね。このくらい樽由来の香りが感じられるシャルドネ種のワインであれば、普通はもっと酸味が低いように思いますが、ここがこのワインの個性なのか、あるいは日本のシャルドネ(それとも長野の、塩尻の、林農園の畑の、というべきか)の個性なのか、独特の味わいを見せてくれています。
ツンとした酸の強さと軽快な果実味、それに樽由来のまろやかな風味という面白い個性が案外水餃子の鍋にもあっています。餃子やニラのクセを酸が洗い流してくれるのかな、という気がします。もっとも酸味は温度が上がるにつれ少し弱めになり、一方で樽香がやや強めに、という常識的な変化パターン通りに変わってきました。とはいえやはり基本的なスタイルとして樽由来のまったりさよりは柑橘系の酸味と果実味が主体なのでコクよりキレがメイン。さらっと飲めてしまいます。ということで早めの完飲となりました。1本をこのくらい早く空けるのは久しぶりかな?
ということでなかなか面白い個性のワインでした。日本のワインって、品種は同じでも他国のワインとは違った独特の味わいになるものなのでしょうか。同シリーズの別の品種のワインもそのうち試してみたいですね。