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[3/21] 新企画 "HW KRU YMD 曰く" 最終回 [AKG]

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こんにちは、YMDです。
今回で僕の連載も最終回となりました。前回に続き、今回も「良いヘッドホン」をご紹介したいと思います。最近の国産音響機器メーカーのセールストークである、「重低音(笑)」を少し批判してみようかと思ったのですが、もう十分な気もしますしね・・。せっかくだからオススメしたいヘッドホンをとりあげることにしました。 もし今後機会がありましたら、大手の電気店で一度聴き比べしてみてください。前回紹介したJVC/VictorのFXシリーズや、今回紹介するAKGのヘッドホンと、国産の香り高い重低音ヘッドホン・イヤホンを・・。


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さて、上でも少し触れた通り、今回はAKGを紹介したいと思います。読み方は英語発音で「エー・ケー・ジー」でもドイツ語発音で「アー・カー・ゲー」でもどちらでも良いと思います。会社の一通りの紹介は
こちら で。

世の中にはたくさんのヘッドホンがあって、全部聴くことはできないものの、AKGのヘッドホンで再生してみて、「あぁ、やっぱりいいなぁ!」と思うことが多いのは確かです。実際、僕もDJ用ヘッドホンとして
AKG K181DJ というモデルを使っています。

K181DJは、DJ用ヘッドホンなのでリスニングには使っていないのですが、こないだ友人の
K240 を聴く機会があって、その時、久しぶりにAKG の良さを実感しました。僕はカナル型イヤホン(Victor FX500) の音に慣れてしまっているので、最近はヘッドホンを聴かないのですが、やっぱりこのヘッドホンなら欲しいなぁと思わされました。

非常に音が滑らかで聴きやすいんですね。その時、ちょうどアコースティックバンドの録音をしていました。収録にバイノーラルマイクという特殊なマイクを使った録音で、マイクだけで数百万とか、 ほんとか知りませんが1000万円ぐらいするマイクを使いました。モニタリングには、そのマイク専用のモニターヘッドホンを使用していました。もちろん付属品なので売られていないものなんですが、SENNHEISER社のコンデンサ型ヘッドホンで、10~20 万円程度の製品と同等性能のものだと思います。

そういうヘッドホンで、録音中の音をモニタリングしていたのですが、結局途中からK240に替わっていました。理由は、単純に聴きやすいからです。確かに前者のヘッドホンは解像度が高いのですが、高周波の音(「サー」と聞こえる騒音)まで再生しているため、非常に聴きづらかったのです。もともと、メルセデスとか高級車を開発するときに、運転者が最適なエンジン音を聴けているか、 不快な音成分はないかを調べるためにつくられたような、めちゃくちゃハードコアなマイクなんですけどね・・。(ちなみに収録された音はコンピュータ解析にかけられます)

話を戻すと、大切なのは価格や性能じゃなくて、ただ聴きやすいかどうかだと思うのですね。この一文を音響機器の評価に対して使うと、ほんと身も蓋もないのですが、実際に色んな製品を試し聴きしていけばいくほど、この言葉を思い出すと救われます。オーディオ製品って、のめり込むと本当にドツボにはまってしまいます。でも、基本に立ち返ると、「いったいなんだったんだ?」と我に返れるわけです(笑)


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それでは聴きやすいヘッドホン・イヤホンには、どうやったらたどり着けるのでしょうか。これはやっぱり試聴しまくるのが良いのかもしれません。めんどくさいですが。ただ、その時に仕様を読めるようになっていると、経験値がきちんと蓄積されていきます。

例えばこんな経験・・。

ヨドバシ梅田でヘッドホンコーナーを一通り見てまわり、さらに奥のほうにある「高級オーディオ」コーナーのヘッドホンスペース(椅子と机がある・・)に恐る恐る行ってみた。「モノは試し」と 12万円とかのヘッドホンの端子をiPhoneにぶっさしたものの、あれ、全然音でねーじゃん、と。極端な話、こういうこともあると思うのですね。なぜ高価なヘッドホンは鳴らなかったのか。iPhone みたいなプレイヤーは、高貴なオーディオ業界から見たらクズだから。いやいや、そういう事ではありません。単純に、ヘッドホンの仕様にあってなかったからです。

ではどういう仕様を見ると良いでしょうか。それは「インピーダンス」と「感度」の2つです。高級ヘッドホンコーナーのヘッドホンは、だいたいインピーダンスが高い場合が多いです。インピーダンスは抵抗値ですから、すなわちコイルが沢山巻かれていたり抵抗がついていたりします。またそれらの部品で振動板自体が重い場合もあり、従ってiPhoneみたいな弱い出力だと振動板をうまく動かせず、音がうまく鳴らないと。要するに、丈が違うというか、iPhone で鳴らすように作られていなかった、ということですね。

ところでインピーダンスとか感度とか難しいんですよね。そこで割とフランクな覚え方があります。

ちょっと卑近な例えなんですが、女の子と男の子で言うとわかりやすいです。インピーダンスは抵抗値なので、「高い=ガードが堅い」「低い=ガードがゆるい」となります。感度は電気量に対する出力なので、「高い=感じやすい」「低い=感じにくい」となります。前出のiPhoneの例で言うと、ガードが堅すぎてちょっとやそっとでは、寝てくれなかったわけですね。感度のほうは、寝れるのはいいけど全然感じてくれない、といった感じです。3次元でもそうですが、どちらも快楽を得るにはバランスが大切というわけですね。

参考までに、以下三社の製品をあげておきます。


ATH-WS70は、オーテクが最近流行らそうとしている「SOLID BASS」というシリーズです。皆さん低域がお好きです。ちなみにポータブル用です。K272HDはスタジオモニター用のフラッグシップ。HD800は貫禄の最高峰モデル。3つとも、分野はバラバラにしてみました。

iPhoneへの直差しを想定しているようなヘッドホンの場合、基本的にインピーダンスは低いです。これは別にインピーダンスが高いから値段が高いとか、そういうことではありません。ちゃんと使用シーンに合わせた製品仕様になっているだけです。これがわかっていると、電気店へ行って何をしなければならないか、わかると思います。


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前回の記事では、イヤホンのデザインは使用シーンを考えるべきと書きました。オーディオ機器のなかでもヘッドホン・イヤホンは、 特にそれが大事な気がします。上記の例で言うと、お金が有り余っていても、アンプに繋がれているヘッドホンをiPhone用に購入してはいけないということです。ヘッドホンを試聴するときは、 きちんと自分のiPhoneやiPodに直接差し込んで、実際に自分が使うのと同じ条件で試してみることが大切です。

ヨドバシ梅田のヘッドホン・イヤホンコーナーへ行くと、BOSEや MONSTERなんかは、特別偉そうな展示ブースを設けて、しかもミキサーかなんかを間に挟んでいるんですね。儲かってる会社はマーケティングにかけるお金が違いますなーーとか、そういうのじゃなくて、誰が外出先でミキサー通してiPhone聴くのかと。もしかしたら使用条件は変わらないようになっているのかもしれませんが、でも他のメーカーさんとフェアじゃないですよね。ああいうことしている会社は、消費者のことなんて考えていない。自分たちの製品が売れることだけを考えているようで、嫌です。

今回は「AKGの紹介」と言って始めておいて、全然AKG について書きませんでした。僕がいくら、「AKGちょーいいよ!」と言っても胡散臭いだけなので、まずはAKGというメーカーがあって、その製品の音を聴いてもらえたら良いと考えています。それから他のメーカーを聴いて、比べてみてください。どちらか聴きやすいほうを選んでください。ブランドや値段じゃなく、自分の耳を信じれば良いと思います。

大切なので繰り返しますが、買った後に自分が使うのと、同じ状態で試聴してください。変な機械が間に挟まっていたら、眉唾です。 そんなメーカーの製品は相手にしなくていいです。そういうメーカーは、変な機械を挟まないといけない大人の理由(売上目標)があるんですよ・・かわいそうです。


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スペースの都合上、インピーダンスや感度といった項目を十分に説明できませんでした。とりあえず僕の変な例えで、そういう項目があるんやーと覚えて頂いて、あとはネットで色々とわかるので、一度調べてみてください。説明はそちらのほうが正確でしょう。

今回を合わせて4回の記事をご覧いただき、ありがとうございました。稚拙でいずれも十分でない情報の記事ばかりで、ごめんなさい。とにかくオーディオ機器が少しでも皆さんに馴染みあるものになってくれればと、その想いです。また、4回分の記事掲載にご協力頂きましたYutakaさんには、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

それでは、次回はヨドバシのイヤホンコーナーでお会いしましょう!



written by kyo_YMD



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3月20日に投稿したなう

[3/20] 出かけてみよう [kleiden 予習編]

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3年ほど前に僕と同じ堺市南区出身ということで打ち解けた、
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初日3/26 は22:0迄やっているようなので突撃してみようかと思う。

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