ここ数ヶ月、リラクゼーションサロングリンブルーの予約が取りにくくなっております。
以前のようにご連絡くださった方にとっては、ご不便かけてしまい、大変申し訳ありません。
現状をきちんとご説明することにしました。
お恥ずかしいのですが、経済面のことも正直にお話しします。
結論から申し上げますと、開業して…いえ、この仕事について２０年、はじめて
『１日の施術制限』を設けています。
そのせいで、以前なら夕方に連絡が来ても受けられていた施術が、受けられなくなっております。
きっかけはコロナです
２０２０年から始まったコロナの時、売り上げが失くなりました。
一時期は月の売り上げが７万円で、家のローンも支払えません。
２０１５年に出した支店で大失敗をして、貯蓄は全て消え借金状態。
２０１９年には親指を大怪我して、まともに仕事ができずさらに借金。
怪我が治り、立て直そうとした矢先にコロナ。
コロナが落ち着くまで待つのか、いやいつ落ち着くんだという葛藤で、一時期は廃業も考えました。
僕にとってこの仕事は、僕そのものです。
『それは絶対に嫌だ』と、ネットで多くの方に助けを求め、今があります。
２０万円も振り込んでくれたかたを筆頭に、多くの方が支援してくれました。
助けてくださった方々には、本当に感謝です。
仕事が減って感じたこと
コロナ前までは、朝の９時から２３時３０分まで、いつでも制限なく仕事を受けていました。
『今日は良くても明日は分からない』
『今月が良くても来月は分からない』
という自営業なので、『来た仕事は断らない』を信条にしてやってきました。
必ず『暇な時期』が来るので、安泰とした気持ちになったことはありません。
コロナになりおのずと
『１日１人とか２人の施術』になりました。
もちろんゼロの日も多々ありました。
『密着の仕事』です。もう、どうしたってお客さまが来ません。
その少ない仕事で感じたのは、『良い仕事ができている』だったのです。
少ない人数だと、かなり良い仕事ができていると感じました。
そしてそれは、変わらず常連さまのままでいてくれる人からの反応でも感じました。
あるとき言われました。
『中和田さんはこの人生で、無くてはならない人です』
かなりストレスフルな仕事をしていて、心身共に酷使しているかたです。
すごく嬉しかったのと同時に、コロナ以前のお客さまに対して、ここまでの仕事ができていたかどうかです。
多いときは９時から、閉店時間を過ぎた午前さままで、１２時間施術していたこともあります。
僕は年齢に対して健康で体力にも自信があります。
でも、過信し過ぎてやり過ぎだったのではないか？
離れていくお客さまもいた
長年お付き合いくださる方もいますが、パタンと来なくなるかたもいました。
こんなことを言うのは本当に恥ずかしく、不名誉なことなのですが、パタンと来なくなる人はいたのです。
来な口なってしまった理由はさまざまなので、全て憶測でしかありませんが…
疲れている僕の施術で
『手を抜くようになったな』と思った人もいるのではないだろうか…そう思いました。
手を抜くようなことは、自分の名誉にかけてありません。
が、疲れ過ぎて結果的に手を抜くようなことになってしまったのではないか？
そう思ったのです。
お金をいただく責任として、いつだって最高の施術ができなくてはいけません。
前日が売り上げゼロでも制限すると決めました
以前はとにかく来た仕事は受けるという姿勢で２０年やってきました。
コロナという大きなきっかけで、『間違っていたのでは？』と思うようになりました。
リラクゼーションの仕事以外にも、コロナを機会に、収入源を確保するようにしてきました。
グリンブルーは、必要としてくれる人が一定数いる限り、自ら辞めることはありません。
しかし、リラクゼーションの売上だけに依存しない形を作ってきました。
その結果、以前より良い仕事ができていると自負しています。
『今から行っていいですか？』という環境が喜ばれていて、そのような方々には本当に申し訳ない気持ちですが、１日に２人を限度として受付終了することにしました。
なるべく早めのご予約を
疲れてから予約をする…ではなく、『生きている限り疲れは溜まる』というスタンスで、定期的に受けるよう事前予約をおすすめします。
仕事量は減らす方向ですが、それは、さらに良い施術をするためです。
期待してもらって良いです。
茨城県牛久市グリンブルー
