先日ご報告した通り、うちの親父は食道ガンステージ4です
僕くらいの年齢になったら、両親共に健在…という方が少なくなっています
うちの嫁はん
食道に腫瘍ができて、まともに食事ができなくなってしまった親父に、せっせとスープを作ってくれてます
いろいろいろいろ工夫して作ってくれてます
身体にいい…だけでなく、好みの味も考えて作ってくれています
そして親父だけでなく、気落ちしているオフクロにも、せっせと好きなパスタを作ってくれます
僕にとって実の両親宅は、歩いて5分ほどです
子育てするにいい環境のはずですが、ほとんど子育て協力はありませんでした
他の甥・姪の面倒は良く見てくれるのに、何故うちだけは拒否されるのだろうか?
そんな葛藤がありました
それはうちに来て下さる母親世代の方達の話しを聞いて納得しました
一緒に住んでる、とかでない限り
息子の嫁が産んだ孫より、娘が産んだ孫の方が断然可愛い
息子と娘がいたら、娘孫の方にどうしても意識がいってしまう
これはどうしようもない本能から来るものだと
皆が皆ではないでしょうが、そういう傾向なんでしょうね
うちには娘しかいませんが、想像してみました
うん…確かに…
血の繋がった娘が腹を痛めて産んだ子
血の繋がらない、息子が選んだ嫁が産んだ子
ヒイキはいけない…と理屈では分かっていても、本能で娘孫の方が可愛いだろう
僕にとっては尊敬する親
悪くは思いたくありません
本能なら仕方ないか…
それでも嫁はん
1人での子育ては大変でした
僕は自営業なので簡単には休めません
具合が悪くても1人で子守り
自己実現に向けて活躍している友人たちを羨ましいと思った事もあるでしょう
今回、牛久中央店で働く事になりましたが、以前自宅でセラピストデビューもしていたんです
でも、どうしても娘の事でひっかかり、ひっそり報告もせず辞めました
広まりつつあった自宅サロンのMAMATREE(ママトゥリー)も、ファンに惜しまれつつやめざるを得ませんでした
歌が大好きで、素敵な仲間たちと女性アカペラグループにも誘われ所属していました
そのへんのアマバンドより、よっぽどカッコイイグループです
僕も観に行くのが楽しみでしたが、やはり子育てがひっかかり抜けました
ボランティア意識も強く、やりたい事もたくさんありました
たまにでいい、ほんの数時間見てもらえたらできる事を全て捨ててきました
そういう葛藤を抱えながら生きている女性はたくさんいるでしょう
子供を産んだら子育てだけを考えるのが当たり前
そういう考え方もあるでしょう
祖父母は孫を可愛がるもの
そういう方程式を描いていたので、戸惑いは正直にありました
特に僕の両親は、今まで孫たちの面倒を良く見てきました
ちょっとやり過ぎなくらい可愛がってきました
「もう老体なんだから、少しは考えなよ」
姉妹に苦言をした事もあるくらい、当たり前のように面倒を見てきました
そういう前提がある中での彼女の行動は、尊敬せざるを得ません
僕も含めた実子より、一番心を込めているように見えます
ただただ悲しんで涙を流したり、聞き触りのいい言葉だけを流したりはしません
死を直前にしている人(親父)
直前にしている人を目の前にして落ち込んでいるパートナー(おふくろ)
何をしてきてもらったとか、恩があるとか関係なく
ただ黙って心を込め、相手が今一番欲している食事を考え作ってくれています
自分がしてあげたい事より、相手が欲している事を察して行動する力
それがセラピストだと思っています
彼女には牛久中央店の初代店長になってもらいました
娘が小学生になり、やっとステージに立てそうです
家族経営はナアナアになりがちという印象があり、最初は他の方で考えていました
冷静に客観的に見て、やってくれるだろうと決めました
経営者としては厳しい目で見ていき、適任ではないと思ったら他の方に回そうと思っています
旦那としては、彼女が彼女らしく輝いて生きてくれる事を、心から応援していきます
彼女も含め、素晴らしいスタッフが集まってくれました
牛久中央店の1ファンのような気持ちで、とても楽しみにしています
店長さん、いつもは起きています
GrinBlue牛久中央店
09044333795
HP必死で作っています(^_^;)