一強環境は研究しやすく、競技として面白い。
群雄割拠環境は、カードゲームとしては正しいが、ストレスが多い。(引用)
ブログを読んでいて言いたいことは伝わってきましたし、納得している方もすごく多いのかなと思いました。素晴らしいブログでした。
ただ自分が引っかかったのがストレスが多いという点ですね。
カードゲームは遊びです。楽しむためにやっているのにストレスが溜まるのは勿体無いですね。
一生懸命やっていることが上手くいかないと、好きなことなのに辛くなっていく気持ちはわかります。一生懸命考えたデッキ案やプレイを練習したのに上手くいかなかったら悔しいですよね。
ただそれをストレスという言葉に置き換えるのは如何なものかと思いました。悔しい気持ちと苛立つ気持ちの境目がわからないですね。
環境に沢山の種類の山札が存在すること=ストレスが生じるという結論が出ていることが寂しいです。自分が今回問いたいのは、遊んでいるのにストレスが溜まるのはカードプールが広い環境のせいなのでしょうか?ということです。
・何故ストレスになるのか
皆さんはどんな時にストレスを感じますか?
日常の話で言えば狭い場所に長時間いる時、暑すぎたり寒すぎたりする時、自分の話していることが相手に伝わっていない時等例を挙げるとキリがありませんね。
すごく大雑把にまとめますと、自分の思惑通りに物事が進まない時、自分の思う方向に正せない時等にストレスを感じるのではないかと自分は考えております。
では話を戻しましてカードゲームで感じるストレスはどういった類の物になりますでしょうか?
勝てない時、相手と上手くコミニケーションが取れない時、自分の思惑と違った構築やプレイを対戦中に見せられた時、どうすれば勝てるのかわからなくなってきた時などでしょうか。ツイッターやイライラしている人を見るとこの辺りの理由でストレスを感じている人が多いのではないかと思いました。
皆さまはこのようなストレスを感じたことがありますでしょうか?
私は感じたことがあります。
勝つために電車賃と参加費を支払ってCSに参加しているのに引きが悪すぎて勝てない。他の人よりも環境について考察しメタ読みしてデッキを組んでいるのに変なデッキにばかり当たって意味がない。
そう考えると頑張ってデッキを組んだ分だけイライラしましたね。
しかし、上記のストレスはよくよく考えると自分の考えの甘さであるといつしか考え方が変わりました。
参加費払ってきてるのに、いや皆同じですよ。64人の大会なら56人参加賞だけもらって帰っているんでしょう。何も自分だけの話ではないとイライラしていた当初の私にはわかりませんでした。
メタ読みしてるのに、勝てるデッキを使ってるいるのに勝てない。ヒキが弱すぎて勝てない。プライドが高い人程このような理由でイライラしているように見えます。
でもメタ読みしてるのも強いデッキを使っているのも、ヒキが弱いのも自分だけのことではない。
すごくわかりやすい例が、ジョーカーズ使ってるのに予選落ちしたwと言っている人をよく見かけました。
でもその大会のジョーカーズの母数は13 本戦に上がったのは2人。上がれなかった11人の中に自分がいるだけで何もおかしいことではないですよね。
勝敗においても同じことが言えると思うのですが、誰かが勝てば誰かが負けるのがデュエルマスターズですよね。カードゲームってそういうものだと思います。
デッキ選択においても相手が使えるカードが何千とあるのがカードゲーム。だから母数が読めないからといって、自分の思っていた環境と違うからといってストレスに感じる必要性は一切ないと思うのです。
何しに来てるの?って言ったらカードゲームやりにきているんだから。勝ち負けは二の次。カードゲームって本来何をするものなのかというところを間違えなければ、環境の母数がばらけてることがストレスになることはそんなにないと思いました。
自分の受け止め方次第で良い方向にも悪い方向にも傾くから、自分にとって一番為になる考え方を見つけて楽しんで遊んで欲しいなと思いました。