家人と一緒に駅まで行った。
家人がとりわけ早く歩いているわけでもない。恐ろしいほどついていけず、「もう、先に行っていいから」と、息を切らして言うと、家人は一応立ち止まって待ってくれる。その時の無言がちょっと来る。どう来るのかというと、足枷になっていないかという、なんとなしの不安。
その間、普通に歩いている人が、どんどん追い越してゆく。私はと言うと、口で息をしている。家人はその事に関しては黙っている。なんとなく、敗北感。
瞬発力も握力や走るのも、普通よりは優れていた。握力は、病院で検査してみたら今までの半分しかなかった。それで本来なら普通くらいの握力らしいが、半分になっていたのは地味にショックだったし、その数値で「握力は下がってない」みたいな判断のされ方に「いやそれ違うから!」と言いそうになったくらいだ。結局は言わなかったけど。
昨日は体調が良くなくて、薬もあまり効いている感じがしなかった。始終息苦しさを感じるし、足がプルプルと震える。この効くとか効かないとか、悪化するとかしないは、何かきっかけでもあるのかな?ストレスやらそんな事が、症状を左右もするだろうが、悪化の兆しを抑えられる根の部分がわかれば、対処のしようもあるのだが。
やれていた事ができなくなるというのは、年齢の積み重ねでは仕方がない部分もあろうが、突然2、3ヶ月で急激にできなくなるというのは、敗北感に似た感覚の様に思う。
私の受け止め方がまだまだ足りないのだろうが、すべてをまだ受け止めきれない。受け止めきれない部分が、敗北感という形で心の中に烙印を押す。
