ちょっと真面目な話(読み飛ばし可)
と言うことで久しぶりの更新となりました。
まあ書くことがないのはいつもの事なんですけど、ちょっと色々あって微妙な気分だったんです。
色々というのはまあ家族のことですね。
ここ数週間・・・というか数ヶ月かな、父親の体調が悪かったんですね。
まあ悪いというのは老化も込みです。もう70代ですし。
じゃあ病院行けば良い。
当たり前なんですけどね。
ここで田舎、老人、頑固というカードが揃うと何がおきるのかと言いますと。
そう・・・行かないんですよ。病院に。
ウチの父は超が付くほどのヘビースモーカー(祖父もそうだった)
咳が目立つようになったのはもう何年前かな・・・
それが特に酷くなってきたのは数ヶ月前から。
家族(もちろん私も)や近所の友達?からは散々病院に行けと言われていたんです。
しかし行かない。
タバコのせいだからとか訳のわからんことを言ってタバコを吸いながら咳をする。
そして8月の頭ぐらいから食事ができなくなる。
いい加減にしろと病院に強制連行しようとしても動かない。
てこでも動かないという感じ。
久々に大声張り上げて怒鳴っちゃったぜ。だが無意味だ。
それから数日でもちろん動けなくなりました。
救急外来に連絡して病院へ運ぼうと思ったら・・・意識を失う。
だめだ。これ。
救急車です。
救急隊員の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
動けなくなるまで病院へいかない。
何がしたいんだホント。
でも私はよく似た人を知っている。
祖父です。
私が小学生ぐらいで亡くなった祖父も病院へ行かず、救急車で運ばれて、手遅れで亡くなった。
たぶんそんな感じでした。年齢も確か今の父と同じぐらい。
何と言う遺伝。
すげーヤダ。
こんなご時世、救急で運ばれた病院は地元の小さな病院なので、治療はおろか検査もままならない。
10日ぐらい入院して、点滴だけ。
本日、国立の大きな病院に転院手続きしてきました。
ここから検査ですよ。長い。
最初の病院ではレントゲンとかMRIとかのみの検査ではわからんと言うことですが、癌の可能性が高いとは言われ、癌ならステージ4だろうと言われました。
まあショックはショックですけど、父も歳だしいつかは来ることですからね。
数日以内にはちゃんとした検査の結果が出て、これからの治療の相談となるでしょう。
癌となれば治療法も様々ですし、本人の意思もありますからね。
ただ、最初に言ったようにクソが付くほど頑固で医者嫌いなので当然の如くワクチン接種もやっていません。
院内感染が起こればまず終わりだろうって脅されました。
当然面会も出来ないので、入院前に最期になるかもしれませんよって言われて何か現実感が無かったんですけど、連休中は色々考えました。
父が居なくなることを真剣に考えた連休でした。
農業を辞めること(私には無理)
農機具(とガラクタ)の処分
庭の維持(植木多すぎ問題)
特に田んぼの処置は放置というわけにはいかないので、父が動けるうちに決めないといけないなぁ。
もちろん病気が治って農業を続けられるなら良いのですが、ネガティブや弱気になってるだけじゃなく、なんとなく感じるんですよね・・・もう長くないんじゃないかって。
そんなことを考えてたら連休終わってたわ。
あ~連休すげー無駄にした。
あ、私はそんなに落ち込んでません。
基本的に楽天的なタイプなので。