皆様こんにちは。
少し前のお話ですが、W杯において日本代表がオーストラリアに
逆転負けしたときのことです。
ワタクシの知人でサッカー好きな、かつあの漫画が好きな人は、
感想をこう述べられておりました。
■オーストラリアにラスト10分で大逆転を受けて一言
「いま起こったことを、ありのまま話すぜ!
TVの前で階段を登っていたら、いつの間にか降りていた。」
・・・相当笑いました。・・・・・・・・さすがワタクシの知り合いだけあって、
元ネタが渋すぎる!
皆様はちゃんと分かっていただけたでしょうか?
(4、5人しかわからないか・・・・)
つぼ@管理人というものです。
つぼの無駄知識
「第1部 シーザー暗号とエドガー・アラン・ポー」
暗号の歴史は非常に古く、世界四大文明のころにはすでに
使われていたようです。
ただ、暗号はその目的がそもそも「極秘文章の伝達法」な
わけですから、歴史にも残らない暗号方式があったかもしれません。
はっきりと記録に残る最も古い暗号化アルゴリズムの一つに
シーザー暗号があります。
これは古代最高の英雄と呼ばれる「ジュリアス・シーザー」が
使ったといわれる暗号で、
「平文の文字を、アルファベット順にある文字数ずらす」
というロジックになります。
例.DIO(ディオ)を3文字ずらす
「DIO⇒GLR」
この方法を暗号論では「単表式暗号」といい、この後2000年以上
も広く使われていきます。
さて、単表式暗号はこの後ちょっとした変化はありましたが、
おおむね変わらないまま19世紀になってしまいます。
相変わらず表の歴史にはなかなか残らない暗号の歴史は、このころ
生まれた「推理小説」というジャンル内で研究されています。
その推理小説の生みの親といわれる「エドガー・アラン・ポー」は、
暗号研究者としても有名な人物でした。
かれは新聞に「暗号チャレンジ」と銘打ったコーナーをもち
「どんな暗号文でも解読して見せる」と、広く暗号文を公募し、
たった一つの例外を除いて全て解読して見せたといわれます。
その一つの例外は、送られてきた暗号文の印刷が悪くて
読めない文字があったこととが原因とされていますが、
もう一つ大きな問題があります。
それはこの暗号文は「単表式暗号」よりさらに高度な「多表式暗号」
が使われていたことだったのです。
この多表式暗号とは、非常にざっくりと説明すると、
「原文を『○文字ずらして暗号化する』ただし、同じ文字が2回登場したら
2回目は△文字ずらす。3回目は・・・・」という具合に、置き換える
暗号方式です。
例.『ORAORA(オラオラ)』を同じ文字は1回目は3文字、2回目は
5文字ずらす場合
『ORAORA』⇒『RUDTWF』
単表式は、極端な話、ずらす文字数が一文字一種類しかないので、
それが分かれば芋吊る式に全文解読可能ですが、これはそんなに
簡単にはいきません。
この置き換え表をどんどん巨大にしていけば、飛躍的に難易度も
上昇することが可能です。
この多表式暗号は、20世紀に入り、機械の進化とともに急速に
発展を遂げ、現代暗号の基本として君臨することになります。
以上、最後まで読んでくれた人は第2部もお楽しみに!!
そうでない残り95%の人も飽きずにこのページを見てネ!!