昔、ヤオさんという人がいました。
私が初々しい新入生だった頃(私にもそういう時代がありました
)、学生寮に入っていたので、先輩方から「誰とおんなじ部屋
?」としょっちゅう聞かれました。そのたび「ヤオ先輩ですw」と答えるのですが、そうするとみな一様に、「かわいそうになぁ
」と言うのです。
なんで???と思うでしょう![]()
ヤオさんは入学して1年で激太りしたんだそうです。それで、心優しき先輩方が、気ぃつけやぁと。。。
当のヤオさんはというと、「私なぁ、15キロ太ったけど、5キロやせたから10キロしか太ってないねんんん
」とのたまうような人で。。。全く懲りない人でありました。
数々の武勇伝を持つ彼女ですが、こういう人を周りがほっとくはずがありません。
かくして生まれたのが「ヤオる」。
この言葉が、はたして何を指すのか正確なところは諸説あって不明。
「短期間で激太りする
」の意だという説。「菓子袋を開ける音がすると、どこからともなく出現する
」の意だとする説。はたまた、「ダンス・パーティーでおそろしくフリフリのドレスを着る
」の意だとする説などなど。
ヤオ的な行動をとることをともかくも指して、お互いに了解していたというか。。。きわめて状況依存的な言葉であったようです。
非常に使い勝手がよく便利な言葉でしたが、超ローカル言語であったため、ヤオさんが目の前から消えるとともに、廃れていったのであります![]()
嗚呼、なつかしのヤオさん![]()
おバカなお話はさておき、言葉というものはかように、生まれては消え、あるものは市民権を得て生き残り、変容していくもの。短縮という作法が巷で流行っているようですが、「ヤオる」のような派生も代表格。
それは英語でも同じこと。ただ、英語は必ずしも語形変化をともなわないのですね。
名詞+う段(「る」など)で、動詞になっちゃう日本語に対して、-izeや-ateをつけて動詞化するものもあるものの、形変わらず、気がついたら動詞やん、ずっこー
、というのが、英語には結構あります。
そこがまた、英語の面白いところ
次回はその辺のお話をしますね
では
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