「介護支援専門員」からの出題数は25問で、以下のような傾向がうかがえます。
〇介護保険制度論
国・都道府県・市町村の責務、地域支援事業、国民健康保険連合会等の役割、居宅介護支援事業所、介護保険施設、および各サービス事業所の運営基準と介護報酬を中心に、幅広く出題されている。
〇要介護認定・要支援認定
申請から認定までの一連の流れと役割を中心に、3~5問程度出題されている。
介護支援分野で最も出題が多い内容かもしれません。
〇ケアマネジメント
3~5問出題されることが多く、うち2問程度は事例問題のパターンである。事例は最近の時事的な介護問題や、虐待や認知症、独居高齢者等の処遇困難な事例を意識しておきましょう。
〇サービス提供事業者の指定・許可
要介護認定・要支援認定に次いで出題が多いかもしれません。
居宅サービス事業者、居宅介護支援事業者、介護予防サービス事業者、地域密着型サービス事業者、地域密着型介護予防サービス事業者の指定と許可について問われることが多い。
〇地域支援事業と地域包括支援センター
3年おきの介護保険法改正時に細かい内容が変化しやすいので、この範囲ではとくに時事的な介護保険法の流れを細かにネットニュース等でチェックしておきましょう。