京都府は、コロナウイルス感染予防による緊急事態が解除はされましたが、

 

私見としては、まだ最低2週間は経過を見ておいた方が良いと考えています。

 

単純に、PCR検査を受けていなかっただけで、再度感染者が出た場合と気が緩んだ状況が重なった場合には、

 

仕方ない。という事態ではありません。

 

想定したことなのに、何も対処できなかったことの落ち度が大きくなります。

 

 

今回より、2つの課題が考えられ、

 

1つは、地域でこうしたパニック事象が起こった場合の地域での統制対応。

 

医療従事者のみでは限界があるので、我々ひとりひとりが自覚と責任をもったリテラシーを鍛えなくてはなりません。

 

2つ目は、災害対応に併行して、地震や水災だけでなく、

 

ウイルス感染についてのハザードマップから、地域体制つくりを予め考えておくことだと思います。

 

 

また、上記の件をよく行政や地域包括支援センターへ国民の方は依存しがちですが、

 

福祉職以外の方も携わっていく形をつくっていかねばなりません。

 

専門職への依存が強いことも、我々の大きな弱点と私は思います。

 

福祉の専門性として、どのように普遍化させていくか。

 

これが職務としてのひとつなのです。

 

 

コロナウイルスが終息しそうな形で良かった。

 

では、福祉職ではありません。

 

どのような再発防止策を立て、本来福祉の意味である「幸せ」を地域での共同生活でどのように築いていくのか。

 

個人主義といわれた今の社会ではありますが、

 

その個人主義を守るに比例して、集団としての在り方を見つめなおすときかなと、

 

昨日、京都も解除と公言された瞬間に懸念した課題です。