ご無沙汰しております。ぐりっど洛西のKです。

 

2月、私用と介護支援専門員の研修、社会福祉のレポート、来年度の自身のスケジュール立て、役所関係、様々なご相談者の応対にて時間の隙間がございませんでした。

 

先日、ケアマネの研修に3日間従事していた内容と、私の初回面談に対するちょっとしたイメージを記載しておきます。

 

 

初回面談(今後の面談もそうですが)は、面談するまでの準備が8割程の重要性を持っていると考えています。

 

これは、福祉の仕事だけでなく、どの仕事の会議や、プライベートの遊びにも同じことが言えると思います。

 

卓につくまでに、どれだけの計画を立て、リスクを考えて、想定費用を出し、それらに対する自分の限界点。

 

これらをなるべく数字で出しておくことをお勧めします。

 

特に、介護現場の方は、私の経験上数値化されない表現をされることが多いので、伝達としては不十分な印象を持ちます。

 

 

「〇〇の入浴介助でとてもしんどいのです」

 

➝ 何時~何時の時間で、どんな業務内容を行い、どれだけの人員での対応で、どんな方の介助を何名されたのか。一人の介助に所要する平均時間、その中でしんどいと思うポイント。

これらを”見える化”で同業の方にも、そうでない方にも提示していく必要が今後、福祉業界にはあります。

 

でないと、某TVに出ている有名な方が、

「介護は誰でもできる仕事だから賃金が安い」という発言をしてしまう結果に繋がる。

そういう理解力に薄い方にも、理解できるように提示するのが我々の責務だと認識しておく必要性はあります。

 

またそれを、これも私見ですが、現場の人は”時間がない、忙しい”といった背景から、”見える化”に対しての重要性を感じていないように見受けます。

 

重要性を感じていれば、業務の隙間をつくってでもやりますので。

 

 

閑話休題となりましたが、

 

初回面談で、どこまで情報やどのような”入り方”でスムーズにお話合いができるかを、作戦立てていくことが大切です。

 

その面談の目的(何のために面談に行くのか)は何か、そのためにどのような目標が存在すると考えられるか。

 

 

これは、介護士や看護師、ケアマネ等すべての職種の方がトレーニングしていかねばならない課題であり、

 

この業界の弱点であると私は指摘します。