業務の中で、よく「今忙しい」と言われる方が多く、
介護・福祉業界ではほぼこれが口癖になっております。
余裕は、今あるとかないとかの考え方は少し違うと思います。
普段の中から、余裕がなくなる可能性のものを削っておくことが仕事だと考えているので、
余裕は「つくるもの」です。
バタバタすることや、忙しい感覚に浸っていることは自己満足であり、仕事ができない人の特徴です。
仕事の中で、特に何もない隙間時間をつくれる人が仕事のできる人であり、
この時間を突発的なアクシデントに迅速対応できるもしもの時間と、
新しい活動や先読みの事務処理、2ヶ月先に起こる業務を予測、複雑な業務を簡素化する作業、他部署のフォロー、アウトリーチに余裕をあてがうべきです。
最近の福祉業務では、「受け身」の姿勢が蔓延化しているので、なおさら余裕がつくれない負のスパイラル状態が見受けられます。
一日10分でも、余裕をどうやってつくるかを意識化させる努力が仕事の中で必要なのです。