本日の訪問で、2年以上接遇させて頂いている方とお話している中で、
ようやく2年以上経過して、私にだけ話してくださった空白の生活歴を話してくださる場面に立ち会いました。
その方が語る人間の”こころ”とは、
高齢者に限らず、人が生きていく上で一番大切なものだと自負しており、
それが伝わるものがあるからして、生活に関する幸福感に左右されるといったニュアンスに近い内容でした。
その方は”こころ”と言い、見えないものをそう定義して、そして言語ではなくそれが人の目を見ればわかるという域でした。
確かにそうかもしれません。
その方の生活は、色んな方に出会ってきた経験から見て”こころ”が伝わるものだと話していました。
その方は、私の目を2年間みてきて、今日の出来事を話すという判断をされました。
私は、目でこころを捉える域には至りませんし、人から信頼してもらえる器かと言われたら正直自信はございません。
なるべく自己一致した面持ちで仕事にのぞむこと。
それが、私の経験から得た”こころ”の在り方だと思います。
自身のために、そして自身の連なる方たちのために。