何かの相談を受けた際、
色んな要望を受けることがあります。
その際に、その要望をそのまま捉えることも良いのですが、
その要望がどのような背景からなぜその要望が生まれたのかを、相談を受けながらに整理していきなければなりません。
そこから、背景や根拠を理解してから、
はじめて相談という姿勢が成立すると思います。
その把握をせずにして、
それは「できません」や、「無理です」という支援者が最近とても増えており、専門職と呼ぶのが恥ずかしくないのだろうか。
と疑問に持つ人が多いです。
特に同業職である、ケアマネがこれではメディアに出ておられるある方みたいに、
「介護は誰でもできる仕事」
と豪語されても仕方ありません、と私は考えます。
なぜならば、相手の話を聴いて、「できる」か「できない」や「はい」「いいえ」を答えることって、誰でもできるのですから。
知識や、人との交流で理解する技術や心理の学を持ってして、
折衷案や代替案で対応することが専門職なのでしょう。