モラルハザードとは、
起こりうる最悪な事態から免れる為の対応策を備えた事で、かえって注意する意識が軽薄化し、結果として危険な事態をまねく事に繋がり、倫理感の欠如、規律が失われる状態。
福祉職でいうモラルハザードは、
〇支援における「倫理的課題」(利用者を〇〇ちゃん、や敬語を欠いてしまう)にどう向き合うか。
〇現場での事故やその再発が「なぜ」起こるのか。
〇知っている知識、と行っている実践とのギャップ
〇小さな業務で「これくらいいっか」の積み重なり
〇「学ぶ」「自問」を繰り返すことのしんどさ
〇倫理面をどのように実践に移していくかの課題
という点が挙げられます。
あなたが今働いている環境は、
どのようなモラルハザードが存在していらしていますか?
慣れてきたときに起こる様々なヒューマンエラー。
これは、対人援助職の永遠なる課題かもしれません。