皆様の事業所では、年にどれくらいの職員が退職をされているでしょうか。
噂によれば、
介護業界の離職率の算定は、
その事業所に3年未満の職員が計算の対象であって、
3年以上勤務してから、退職の運びとなった方は離職の数には含まないとか。という話を研修で聴きました。
福祉関係の人材育成課題で挙げられることは、
「離職をどう防ぐか」
というより、どのように働きやすい環境をつくっていくか。だと思います。
介護業界の離職理由は主に3点
①スキルアップをしたい
②その事業所の経営方針に不満
③人間関係
らしいです。
スキルアップに関しては、その職場環境が、研修や資格試験後に、それに応じたポストを用意されているかどうか。
方針に関しては、職員とトップの方とコミュニケーションを図ることができるのかどうか。
人間関係が一番の悩みどころかと思いますが、雇用初期の関係づくりとして、その事業所はどのような働きかけをしているか。
この関係づくりですが、事業所によりかなりの差が出ます。
ざっと簡単に記載しましたが、
皆様の職場は、上記3点の課題点について、離職を防げているでしょうか。
また、まったく離職がないという職場も、悪いというわけではないのですが、必ずしも良いとも言い切れないというのもあります。
福祉業界、どの現場も良い環境でいきたいと願います。