小鹿田焼
まだ雪が降っていた頃、仕事で福岡に行っていました。
九州といえば、焼き物の宝庫なので前乗りして"小鹿田焼"で有名な大分県日田市へ
"小鹿田焼"
その陶芸技法が国の重要無形文化財として指定され、地区全体が「小鹿田焼の里」として重要文化的景観に選定されています。
福岡から高速バスと私鉄バスを乗り継いでようやくたどり着きました。
この山、docomoの携帯しか電波がきていません。冒険気分。
雪が例年にないほどすごく積もっていて、この日の観光客は私ひとり。
陶芸館も鍵が閉まっていたけど、開けていただきました。
「キーゴトン キーゴトン」
ここにいると時間の流れがとてもゆっくりに感じます。
ししおどしのように受け皿に溜まった水が受け皿ごと落ちる反動によって陶土を挽いています。
その音は「日本の音風景100選」の一つにも選ばれいます。
小鹿田焼の窯元は代々長子相続で技術を伝え、弟子を取らなかったため開窯以来の伝統的な技法が保存されており、重要無形文化財に指定されました。
10軒の窯元があり、一軒一軒窯元に訪問し、陶器を買うことが出来ます。
道を歩いていたら、さっきのバスで一緒だった小学生が、「あ!バスに乗ってたおねえちゃんだ!」
「僕の家はここです。」と、窯元まで案内してくれました。
頼もしい跡取りはお父さんがろくろをまわし、お母さんが絵付けをしているところも見せてくれました。
そして庭に作ったかまくらと雪だるまも。
彼が大人になったらもう一度訪れたいです。それまでにもきっとまた訪れるでしょう。
バスの都合で1時間の滞在でしたが、町の方もバスの運転手さんも親切でとても素敵なところでした。



